Google は 2026 年 2 月 4 日(現地時間)、動画作成ツール「Google Vids」の一部の高度な機能を、すべての Google Workspace エディションおよび個人アカウントを含む全ユーザー向けに開放することを発表しました。
これには、読み上げプロンプターや文字起こしの編集、スタイル付き字幕が含まれており、プランによる機能差が縮まることになります。
全ユーザーに開放される 3 つの機能
これまで主に有料の Workspace 上位プラン向け、あるいはプロモーションとして提供されていた以下の 3 つの機能が、今後はプランに関わらず利用可能になります。
読み上げプロンプター
カメラ目線を維持しながら自然に話せるよう、発話に合わせて自動的にスクロールする原稿(スクリプト)を表示する機能です。
プレゼンテーションやメッセージ動画の収録時に、原稿を暗記したり手元のメモをチラ見したりする必要がなくなります。
文字起こし編集機能
動画の音声から生成された文字起こしテキストを利用して、動画そのものを編集できる機能です。テキスト上で不要な単語や「無音区間」を削除するだけで、動画の該当箇所も自動的にカットされます。
タイムラインでの細かい波形編集が苦手な人でも直感的に動画を短くまとめることができます。
スタイル付き字幕
動画に直接焼き付ける字幕のデザインを選択できる機能です。視覚的に魅力的なスタイルを選ぶことで、動画のアクセシビリティを向上させるだけでなく、視聴者の関心を引きつけやすくなります。
展開スケジュールと対象プラン
この機能は、即時リリースドメインでは 2026 年 2 月 2 日より最大 3 日で展開されます。計画的リリースドメインは、2026 年 2 月 20 日より最大 15 日かけて段階的に展開されます。
管理者向けの個別機能のオン・オフ設定はなく、Google Vids 自体の有効化設定のみが適用されます。ユーザー側では、録画スタジオやエディタを使用する際に、これらの機能がデフォルトで表示されるようになります。
対象となるプランは、従来の有料プランに加えて、Business Starter、Enterprise Starter、Google for Nonprofits(非営利団体向け)、Education Plus などを利用中のユーザーも利用できるようになります。また、現在適用されているプロモーション期間(2026年5月終了予定)が終わった後も、継続してこれらの機能を利用できるようになります。
さらに、Frontline や Education Fundamentals といったエディションのユーザー、個人の Google アカウントや Workspace Individual ユーザーも、これらの動画編集機能にアクセスできるようになりました。


