Google は Gemini ウェブ版(gemini.google.com)のインターフェースを更新し、ツールメニュー内に実験的な機能をまとめた「Labs(ラボ)」セクションを追加していることが報告されました。
また、Gemini が接続されたアプリ(Google Workspace 等)の情報を使用するかどうかをチャットごとに制御できる新しいトグルスイッチも導入されています。
現時点では米国など一部の地域と言語のユーザーに展開されており、筆者の環境では確認することはできませんでした。
ツールメニューの再編と「Labs」の新設
これまで Gemini ウェブ版のツールメニューは、利用可能な機能が単純に縦に並ぶリスト形式でした。
9to5Google によれば、今回のアップデートでこのメニューが「Tools(ツール)」と「Experimental features(実験的機能)」の 2 つのセクションに分割・整理されています。

Tools(ツール)セクションには、すでに一般提供されている以下のような主要機能が含まれます。
- Deep Research
- 動画を作成
- 画像を作成
- Canvas
- ガイド付き学習
- Deep Think (AI Ultra)
一方、新たに追加されたExperimental features (実験的機能) セクションには、フラスコのアイコン(Labs バッジ)が表示され、開発中の機能がここに配置されます。
- Agent(AI Ultra)
- 動的ビュー (全ユーザー)
- Personal Intelligence(全有料ユーザー)
このように機能が分類されたことで、ユーザーはどの機能が「一般提供された安定版」で、どれが「開発中の実験版」なのかをひと目で判断できるようになりました。
接続アプリの利用を制御する「Personal Intelligence」
Labs セクションに含まれる新機能として、「Personal Intelligence(パーソナル インテリジェンス)」が追加されました。
この機能は Gemini が Google Workspace アプリなどの接続したアプリから情報を取得して回答できるもので、そのチャット内でのオン・オフを変更することができます。
例えば、個人的なデータや外部アプリの情報を参照させたくない特定のトピックを扱う際に、このトグルをオフにすることで、意図しない情報の参照を防ぐことができます。
まとめ
現時点では、この変更は米国の Gemini ウェブ版を中心に展開が開始されているようです。
筆者の Google アカウント(個人・Workspace ともに)で確認しましたが、現時点では新しいメニュー構成や Labs セクションは表示されていませんでした。また、モバイルアプリ版での変更も確認されていません。
Google はこれまでも Search Labs などで実験的な機能を別枠で提供してきましたが、Gemini においても同様のアプローチを採用しています。今後、日本国内のユーザーにも順次展開されることが予想されます。


