Google はこれまで Pixel スマートフォンに対して月次でのソフトウェアアップデートを提供してきましたが、古いモデルを対象にこの配信サイクルを変更する可能性があります。
Pixel 10 シリーズなど比較的新しいモデルには 2026 年 1 月のセキュリティアップデートが予定通り配信されている一方で、Pixel 6 シリーズおよび Pixel 7 シリーズには配信が行われていません。
当初は遅延と考えられていましたが、Google が「レガシーデバイス」に対して四半期ごとのアップデートサイクル(Quarterly Update Schedule)へ移行したことを示唆する情報が出ています。
リソース配分の見直しと更新サイクルの変更
Reddit で共有された Google サポートとのやり取りとされるスクリーンショットによると、Google はエンジニアリングのリソースを最も重要なサイクルに優先させているようです。

サポート担当者は Pixel 7 シリーズへの 1 月アップデートが「バイパスされた」と明言しており、その理由として「レガシーハードウェア向けにより持続可能で影響力の大きい四半期ごとの更新スケジュールへ移行している」と説明しています。
これは作業量を減らすためではなく、配信するアップデートの価値を確実なものにするための措置とされています。
この情報に基づくと、Pixel 6 / 7 シリーズに向けた次回の主要なシステムアップデートは Pixel Drop を含む 2026 年 3 月になる見込みです。
それまでの期間、対象デバイスは 2025 年 12 月ビルドのままとなりますが、セキュリティ上のリスクは許容範囲内であるという判断が含まれていると思われます。
Samsung に近いライフサイクル管理への移行
Android エコシステムにおいて、発売から時間が経過したモデルのアップデート頻度を下げる手法は珍しくありません。
例えば、Samsung は以前から Galaxy S シリーズや Fold シリーズに対し、発売当初は月次パッチを提供し、一定期間経過後に四半期ごと、最終的には年 2 回の更新へと段階的に移行する管理体制を採用しています。
Google も同様のアプローチを採用することで、初期の Google Tensor や Tensor G2 といった古いチップセットを搭載したデバイス向けに、より時間をかけて検証された安定性の高いソフトウェアを提供できるようになります。
まとめ
ただし、今回の内容は Google が正式に発表したものではありません。しかし、一部の Pixel デバイスへのアップデート提供が遅れていることは事実であり、過去数回の展開状況から見ても、可能性としては十分に考えられるものです。
とはいえ、サポート保証内での OS アップデートは提供され、アップデートの頻度が下がっても、Google Play システムアップデートやアプリの更新を最新に保つことで、システムの主要コンポーネントは最適化された状態を維持できます。


