MediaTek 搭載 Chromebook で 6GHz Wi-Fi が利用できない問題、ChromeOS 145 で修正予定

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Pixel スマートフォンのテザリング機能や Wi-Fi 7 対応ルーターで「6GHz」 帯を設定すると、一部の Chromebook で SSID が検出されなかったり、接続できない問題が発生していましたが、これが ChromeOS 145 で修正されることが確認されました。

この情報は Google の Chromebook ヘルプコミュニティで明らかになったもので、主に MediaTek の Wi-Fi チップセット MT7925 を搭載するモデル(Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10 など)で発生していた問題です。

目次

問題の内容と修正状況

この問題は、Lenovo Chromebook Plus Gen 10 で WiFi 7 対応ルーターや Pixel スマートフォンのテザリングで 6 GHz 帯に設定されている場合に発生します。

Wi-Fi ネットワーク一覧に対象のアクセスポイントが表示されない、あるいは表示されてアクセスを試みても「ドライバー認証エラー」によって接続に失敗し、結果として混雑している 5GHz 帯や 2.4GHz 帯といった低いバンドに強制的に接続されてしまうという挙動が確認されていました。

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ヘルプコミュニティでの報告によると、ルーターや親機側を 5GHz / 2.4GHz 帯のみに切り替えると正常に接続できるものの、6GHz 帯だけが利用できない状態が続いていました。

これに対し Google は修正に取り組み、ChromeOS 145 (プラットフォームバージョン: 16552.18.0) 以降のビルドでこの問題を解決したとしています。

ちなみに、この問題について筆者も Pixel 10 Pro / 10 Pro Fold と Lenovo Chromebook Plus Gen 10 という組み合わせで遭遇・確認しています。

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国内ユーザーへの影響とメリット

今回の修正は、日本国内のユーザーにもメリットがあり、とくに Google Pixel 9 / Pixel 10 シリーズユーザーであれば「6 GHz テザリング」を利用することができます。

また、家庭やオフィスなどで普及し始めている Wi-Fi 7 ルーターの性能を活かすためにも、6GHz 帯への安定した接続は必要となります。

今回の修正により、高い省電力性能とパフォーマンスを備えた Kompanio Ultra 搭載 Chromebook Plus は、ネットワーク回りの信頼性が確保されます。

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まとめ

現在、この修正を含む ChromeOS 145 は Beta チャンネルで数日前から展開されており、2026 年 2 月 24 日に安定版の展開が予定されています。

もし、対象となる Chromebook で 6GHz 帯の Wi-Fi を掴まない、あるいは接続エラーが頻発するといった症状が出ている場合は、OS のアップデートが配信され次第、改善するかどうか実機で確認することをおすすめします。

もしくはベータチャンネルに切り替えるという方法もありますが、適切なタイミングを逃すと安定版に戻すために Powerwash (初期化) が必要となりますので、注意してください。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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