Google Chrome のデスクトップ版において、タブの縦並び表示機能「側面タブ (Vertical Tabs)」が Chrome ベータ版でフラグを有効にすることで利用可能になりました。
これまで Chrome Canary などでテストが行われていた機能ですが、より安定した環境の Beta 版(バージョン 145)に実装されたことで、正式公開に向けた準備が進んでいることが示されています。
なお、ChromeOS 145 Canary でもフラグを確認できたため、Chromebook でも使えるようになる見込みです。
Chrome ブラウザの「側面タブ」をフラグで有効にする方法
記事執筆時点では Chrome ブラウザ ベータ版 v145 において、フラグ #vertical-tabs を有効にすることで利用可能です。
- アドレスバーで chrome:flags と入力
- 検索バーで 「Vertical Tabs」を検索
- 表示された項目を [Enabled] に変更
- ブラウザを再起動

再起動後、ブラウザの [設定] > [デザイン] にアクセスすると、新たに「タブバーの位置」という項目が追加されています。これを [上部] から [側面] に変更することで、従来画面上部に並んでいたタブが一列に左のサイドバーに移動し、垂直レイアウトに切り替わります。

なお、タブバーの空白部分を右クリックして、「Move Tabs To The Side」または「Move Tabs To The Top」で移動させることもできます。

実際の挙動と気になる点
冒頭でもお伝えしたように、この機能は macOS の Chrome Beta だけでなく ChromeOS 145 Canary でも確認できています。

「側面タブ」で表示しているサイドバーの幅はマウスのドラッグで調整することができます。また、サイドバーを折りたたんでアイコンのみを表示する最小化モードにも対応しています。


さらに「タブグループ」とも連携しており、グループ化されたタブは側面のリスト内でもまとめて表示され、折りたたむことも可能です。
一方で、折りたたんだサイドバーにマウスを乗せると自動的に展開してタブ名を確認するときや、タブのプレビュー表示が動作しないといった課題も残されています。
しかし、現時点ではまだ開発中の実験的な機能という位置づけなので、今後改善される可能性は高いです。
まとめ
Microsoft Edge など、競合ブラウザではすでに一般的になっているタブの側面(垂直)配置ですが、Chrome ユーザー、とくに Chromebook (ChromeOS) でも将来的に利用できるようになることは朗報です。
現状ではまだ課題も残されていますが、Chrome 145 / ChromeOS 145 で正式に展開されるかフラグで利用できるようになることに期待です。


