Google は 2026 年 1 月 14 日(米国時間)、Google 検索の AI モードにおいて、旅行計画を支援する新ツール「Canvas (キャンバス)」を追加しました。
この機能を使用すると、ユーザーの要望に基づいた旅行の行程表を作成でき、フライトやホテルのオプション、レストランや観光スポットの提案などを 1 つの画面で管理できるようになります。
記事執筆時点では日本語環境では利用できず、Google Labs に限定されているため、米国・英語の一部ユーザーが利用できます。
Canvas ツールの概要と開始方法
Canvas を利用するには、Google Labs で「AI モード」の実験機能に参加している必要があります。
機能が有効な状態で、AI モードの検索ボックスに旅行の計画に関する質問をすると、最初の応答に「Create Canvas (キャンバスを作成)」というオプションが表示されます。

これを選択することで、専用のウィンドウで計画の作成を開始できます。
計画を立てる際は、検索クエリの冒頭に「help me plan (計画を手伝って)」と入力し、続けて旅行の概要を伝えます。
例えば、誰と行くか (子供連れ、ペット同伴、グループなど)、何をしたいか、移動手段や距離など、思いつく条件をすべて書き出すことで、AI がより具体的な提案を行ってくれます。
対話によるプランの調整
Canvas の利点は、作成された旅程を対話形式で継続的に修正できる点です。

予算の変更やアクティビティの追加などをチャットで伝えると、右側のパネルに表示されているプランがリアルタイムで更新されます。
また、単に予定を埋めるだけでなく、スケジュールの順序を入れ替えたり、特定のアクティビティについて比較検討したりすることも可能です。例えば、同じ観光地に対する 2 つの異なるツアーのメリットとデメリットを比較させるといった使い方ができ、納得した上でプランに組み込めます。
画像検索や既存プランへの追加
行き先が明確に決まっていない場合、Canvas では画像を使った検索もサポートされています。
検索ボックスの [ + ] アイコンから画像をアップロードし、「これに似た場所への 10 日間の旅行を計画して」と依頼することで、その雰囲気に合った目的地と旅程を提案してくれます。
すでに一部の予約が済んでいる場合でも、例えば「宿泊先と日程は決まっているので、天候を考慮したハイキングコースや近隣のカフェを提案して」といった要望にも対応します。
履歴の保存と共有機能
AI モードには履歴機能があり、履歴アイコンから該当するスレッドを選択するだけで、中断した時点から再開することもできます。
さらに、作成した旅程は共有ボタンから公開リンクを生成して共有可能です。受け取った相手は「Customize Canvas」をクリックしてプランを編集することもできます。

現時点では Labs での提供となるため、一部のユーザーにのみ限られています。今後、日本などでも展開されるかは分かりませんが、AI モードは利用できるため、期待できます。

