Google Home アプリの自動化機能(ルーティン)において、開始条件とアクションの選択肢が大幅に拡充されるアップデートが展開されています。
この更新は Android および iOS 版の Google Home アプリ向けに配信されており、適用されればこれまで以上に細かいスマートホームの自動化が可能になります。
条件設定がより細かく、メディア連動などが可能に
今回のアップデートでは、自動化を開始するための「開始条件」や「条件」に、次のようなデバイスの状態を指定できるようになりました。
- メディア再生の状態: 「スマートスピーカーが一時停止中なら」、「テレビが再生中なら」といった状態を開始条件にできます。これにより、「映画を見始めたら(テレビが再生中になったら)照明を暗くする」といった自動化しやすくなります。
- 音量レベル: 「音量が 50 になったら」といった指定が可能です。
- 明るさレベル: 「照明の明るさが 80% を超えたら」といった条件が使えます。
- 家電の状態: 対応する洗濯機や乾燥機などで、「洗濯機が運転中なら」、「エラーが発生したら」といったステータスを検知できます。

これまでは単にデバイスのオン・オフ程度しか条件に組み込めませんでしたが、これらを組み合わせることで、単なる時間指定や音声コマンドだけでなく、状況に合わせた自動化が実現できます。
ロボット掃除機やセキュリティのアクションも強化
開始条件だけでなく実行される「アクション」の幅も広がり、例えばロボット掃除機の制御が可能になりました。
これまで Google Home からの操作は限定的でしたが、今回のアクション追加により、ロボット掃除機に対して「一時停止」、「再開」、「ホルダー(充電)」といった指示を自動化に組み込めるようになりました。

外出時に自動で掃除を開始させるだけでなく、帰宅時間に合わせてドックに戻すといったフローも組みやすくなります。
その他に追加された主なアクションは以下の通りです。
- 特定のデバイスのオン/オフ: コーヒーメーカーなど、特定の家電の電源操作
- セキュリティシステムの警戒: セキュリティシステムを「警戒モード」にする操作が可能になりました。なお、安全上の理由からか「解除」はまだサポートされていません。
- ブラインドの開閉: 「リビングのブラインドを開ける」といった操作
- スマート電球のエフェクト停止: 照明の動的なエフェクトを止める操作
なお、家電の開始・停止操作については、現時点では一部の洗濯機、乾燥機、コーヒーメーカーなどが対象となっており、スマートオーブンやロボット掃除機(開始・停止以外の操作は可)、水拭きロボットなどは対象外とされています。
まとめ
このアップデートは現在、Android 版(バージョン 4.6.55.1)および iOS 版の Google Home アプリで順次利用可能になっています。
記事執筆時点では、筆者の Pixel 10 Pro でアプリバージョンが 4.6.55.1 になっており、機能の追加を確認することができました。
出典: Google Home の新機能


