昨年 12 月下旬から Google Workspace アカウントで Android Auto を使用しているユーザーより、メッセージの返信ができなくなるという問題が報告されています。
現時点ではアプリではなくサーバー側に原因があると推測されていますが、Google はこの問題を認識しており、調査を進めています。
一方、今週に入って Google は Android Auto の最新バージョンとなる v16.0 の配信を開始しました。こちらも併せてお伝えします。
「管理者の許可」を求められる不具合
現在報告されている不具合は、Android Auto 上で受信したメッセージに対し「返信」を行おうとすると発生します。
操作を行うと、音声または画面表示で「これを行うには、Google Workspace 管理者に許可を求める必要があります」というエラーが返され、送信が中断されてしまうというものです。
影響を受けているのは、主に Google Workspace アカウントをメインとして Android Auto で使用しているユーザーです。
個人の無料 Google アカウント(@gmail.com)ではこの現象は確認されておらず、企業アカウントや独自ドメインの Workspace アカウントを個人端末で利用しているユーザーに影響が出ています。
原因と対策
この不具合の原因について、現時点ではアプリのバージョンに依存しないサーバー側の問題である可能性が高いと見られています。
そのため、アプリのキャッシュ削除や再インストール、あるいは以前のバージョンへのダウングレードを行っても、問題が解消しないケースがほとんどです。
Google はすでにこの問題を認識しており調査を進めていますが、具体的な修正完了の時期については明らかにしていません。
エラーメッセージの内容から管理コンソールでの設定変更が必要に思えますが、現状ではバグである可能性が高いため、むやみに設定を変更せずに Google 側の対応を待つのが最善策と言えます。
Android Auto v16.0 について
不具合の拡大と並行して展開が始まった v16.0 ですが、通常メジャーバージョン番号の更新は大きな機能追加を示唆するものの、今回は例外のようです。
以前から開発が確認されている「ライトモード」などの新機能は実装されておらず、アプリの内部コード解析においても目立つ変更点はないようです。
現在、Google Play ストア経由では v15.9 が広く提供されており、v16.0 は今後数週間かけて順次安定版として展開される見込みです。


