Google は 2025 年 12 月 12 日(現地時間)、Google フォトにおける AI を活用した新しい写真編集機能「リミックス」の提供を、日本を含む複数の地域に拡大したことを発表しました。
記事執筆時点で、筆者の Google フォト (v7.56) でも利用可能になっていることを確認しています。
Google フォトの「リミックス」機能とは
この「リミックス」機能は、生成 AI を利用して写真を変換し、人物やペットの写真をアニメ、コミック、スケッチ、3D アニメーションといった様々なアートスタイルに変換できる機能です。

Google フォトでは、これまでにもコラージュ編集やアニメーション、編集マジックによる生成 AI 編集など、AI機能の統合が進められてきました。
すでに利用可能になっている場合、今回追加された「リミックス」も同様に、Google フォトの [作成] タブからアクセスすることができます。

使い方はシンプルで、「リミックス」をタップし、反映させたいスタイルと画像を選び、[生成] をタップするだけです。
生成された画像は、他のアプリに共有またはローカルに保存でき、気に入らなければ再生成も可能です。
注意事項
なお、「リミックス」機能は無料で使うことができますが、1 日あたりの生成回数に上限があります。
Google AI プランにアップグレードすることで上限が拡張されますが、具体的な回数などは明らかにされていません。
対象となる国と地域
これまで一部の地域やユーザーに限られていた機能ですが、以下の国と地域で正式に展開が開始されました。
- アルゼンチン
- バングラデシュ
- ブラジル
- コロンビア
- エジプト
- インド
- インドネシア
- 日本
- メキシコ
- パキスタン
- フィリピン
- トルコ
- 米国
まとめ
Google フォトの「リミックス」機能が、日本でも利用できるようになりました。
今回の「リミックス」に限らず、Google フォトでは AI を活用して手軽に写真を編集できる機能が増えており、専門的な知識がなくてもワンタップで雰囲気を変えられるため、手間をかけずに写真を修正・編集して楽しみたいユーザーにはおすすめです。
筆者の Google フォトでは v7.56 にて展開を確認できていますが、アカウントやデバイスによって段階的に展開されている可能性もあります。
もし「作成」タブに反映されていない場合は、アプリの更新を確認しつつ、しばらく待ってみてください。


