YouTube Music アプリで音楽を再生中の画面において、UI の再設計によって「歌詞」ボタンの配置場所が変更されました。
最近のアップデートで突然変更されたため、一部のユーザーから歌詞ボタンが突然見つからなくなったという声が増えています。しかし、実際には削除されたわけではなく、単なる位置の変更です。
歌詞ボタンはカルーセルに移動
今回の変更では、歌詞ボタンは曲の進行状況バー(プログレスバー)のすぐ下にある横スクロール式(カルーセル)のボタン列に移動しました。この列には「コメント」、「保存」、「高評価/低評価」、「曲/動画切り替え」などのアイコンが並んでおり、歌詞ボタンもそのひとつとして配置されています。


また、画面の表示領域が狭い場合にはパッと見では見つからないことがあり、必要に応じてボタン列を左へスワイプすることで表示されます。従来の配置に慣れていたユーザーが、歌詞ボタンが消えたと感じてしまう理由はここにあります。
歌詞の有無による表示の変化
この UI は楽曲によって変化する仕様となっており、再生中の楽曲に歌詞データが存在する場合のみ、歌詞ボタンが見えやすい位置に表示されます。一方、歌詞データがない楽曲ではボタンが列の最後尾に移動します。
旧仕様では、歌詞がない場合もボタンがグレーアウトしていましたが、新仕様では「ない曲を確認するためのタップ操作」も不要となりました。
まとめ
この変更はサーバー側の更新として 9 月頃から順次展開されており、Android と iOS の YouTube Music アプリの双方が対象です。ユーザー側の手動アップデートは不要で、Google が有効化すると自動的に反映されます。
一部の環境では、更新が適用されていない場合もありますが、スマートフォンの設定から YouTube Music アプリを 「強制停止」して再起動 すると、新しい UI が反映される可能性があります。ただし、必ず更新が適用されるとは限りません。
もし歌詞ボタンが見当たらない場合は、プログレスバー下のボタン列を横にスワイプして表示されるか確認してみてください。
出典: PiunikaWeb


