Google は Android / iOS 向け NotebookLM アプリの最新アップデートにより、新たにカメラ機能と画像アップロードのサポートが追加されたことを発表しました。
これにより、これまでのテキスト・音声・動画・Web サイト・PDF に加えて、保存された画像と、手書きのメモやホワイトボード、印刷された資料などをその場で撮影してソースとして読み込めるようになっています。
NotebookLM に追加された新しいカメラ機能
今回展開されたカメラ機能は、ホーム画面や「ソース」タブにあるフローティングアクションボタン(FAB)から起動できます。

利用時にはスマートフォンの標準カメラ UI が表示され、撮影した画像をそのまま NotebookLM のソースとして追加できます。
対象は手書きのメモからホワイトボード、印刷物、インフォグラフィックなど幅広く、外出先や授業中、会議中でも素早く取り込みたい場合に役立ちます。
これまで NotebookLM で画像を扱うには、PDF を作成したり Web 版を利用したりする必要がありましたが、モバイルアプリだけで完結できるようになった点は大きな改善です。
アプリでも画像のアップロード機能も順次展開
「ソースを追加」メニューにも新しい画像ボタンが追加され、スマートフォン内のフォトライブラリ(スクリーンショットを含む)から直接画像を選択してアップロードできるようになりました。

この機能は 11 月中旬から Web 版に先行して導入されていましたが、今回モバイル版にも展開が始まっています。
アップデートはサーバー側で制御されているため、反映までにタイムラグが発生する場合があります。もし機能が利用できない場合は、アプリの強制停止や再起動で反映されることがあるとされています。
現在段階的に展開されている機能など
現在 NotebookLM のモバイルアプリでは、先月発表された「フラッシュカード」や「テスト」といった機能が広く展開されています。
一方で、セッション間でチャット履歴を共有する機能については、まだ反映されていないようです。
なお、Web 版では無料ユーザーと Pro プランユーザー向けに「インフォグラフィック」と「スライド資料」の作成機能が復活しました。

出典: X (@NotebookLM)


