Google フォトで毎年恒例となっている「年間のハイライト(振り返り)」の 2025 年版が、今週から順次利用できるようになりました。
今年は編集方法や共有オプションが拡張され、動画内容の調整がより簡単になっています。記事執筆時点では、筆者の環境ではまだ利用することができませんでした。
なお、先日には YouTube Music でも「2025 年のハイライト」の展開が開始しています。
Google フォトの「年間のハイライト」とは
Google フォトの「年間のハイライト(2025 年のハイライト)」は、過去 1 年間に撮影した写真や動画をもとに、エフェクトやグラフィックを加えたハイライト動画を自動で生成する機能です。

対象は Android と iOS の Google フォトアプリのみで、デスクトップ(Web)版では利用できません。
今年は、一緒に多く写った人や総写真枚数といった従来の統計情報に加え、「自撮り写真の枚数」が新たに追加されました。また、動画に含めたくない人物や写真を個別に非表示にし、その場で再生成できるようになっています。
CapCut との連携で編集機能が拡張、共有機能も改善
動画編集アプリ「CapCut」との連携機能が追加され、「CapCut で編集」から動画をエクスポートすると、Google フォト向けのハイライトテンプレートを利用できます。写真の選択や音楽の調整など、より細かな編集が可能です。

ハイライトの最後には、SNS やメッセージアプリで共有しやすい短い動画やコラージュが生成されます。また、WhatsApp に直接共有するオプションも追加されています。
米国向けの追加機能
米国で Google フォトの Gemini 機能を有効にしているユーザーには、目立った趣味や年間の主なハイライトを紹介する追加情報が表示される場合があります。これは現時点では米国限定の機能です。
アクセス方法と表示場所
ハイライトが利用可能になると、通知設定がオンの場合はアプリから通知が届きます。アプリ上部の「思い出」カルーセルにも表示され、12 月中は「コレクション」タブにも固定表示されます。
視聴後は思い出カルーセルの後方に移動し、2026 年 1 月以降は「フォト」タブの 2025 年 12 月位置に固定されます。
Android でハイライトが表示されない場合、アプリ側で表示に必要な設定を有効にするよう促されることがあります。iOS では安定した Wi-Fi への接続が推奨されています。
まとめ
Google フォトの 2025 年のハイライトは、自動生成の精度向上に加えて、編集や共有機能が拡張されています。
特定の写真を非表示にして再生成できる機能や、CapCut との連携による詳細編集機能により、動画内容を柔軟に調整しやすくなりました。
筆者の環境ではまだ利用できていませんが、12 月中には順次展開される予定です。
出典: Google Blog, Google フォトヘルプ


