Chromebook の「自動字幕起こし」と「リアルタイム翻訳」の使い方・設定方法

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Chromebook の「自動字幕起こし」と「リアルタイム翻訳」の使い方・設定方法

Chromebook には、動画や音声の内容をリアルタイムに字幕で表示する「自動字幕起こし」が標準搭載されており、YouTube やポッドキャストの視聴、オンライン会議、ローカル動画・音声など、様々な音声コンテンツで利用でき、オフライン環境でも動作することが大きな強みです。

さらに Chromebook Plus では、表示された字幕をそのまま日本語などへ翻訳できる「リアルタイム翻訳」が使えるようになり、英語学習や海外の動画視聴に役立つのが特長です。

この記事では、この 2 つの字幕機能の違いと、設定方法、使用上の注意点を紹介します。

目次

自動字幕起こしとは

「自動字幕起こし」は、端末上の処理で音声を認識し、画面上に字幕として表示(文字起こし)する ChromeOS の標準機能です。

オンライン・オフラインを問わず動作し、YouTube や Meet、Web プレイヤー、ローカル保存した動画など、ほぼすべての音声を字幕化できます。

字幕は画面下に小さなカードとして表示され、ドラッグで位置を変えることも可能です。字幕データは端末上で処理されるため、プライバシー面でも安心して利用できます。

Chromebook の「自動字幕起こし」を実行している様子のスクリーンショット

また、スピーカーがオフでも字幕が表示されるため、音声を流せないときにも使うことができるため、カフェや図書館など音を出せない状況で動画を見るときなどに役立ちます。

自動字幕起こしをオンにする方法

「自動字幕起こし」は、次の方法で有効にすることができます。

  • [クイック設定] を開き、アイコンから [自動字幕起こし] を有効にする
  • [クイック設定] > [ユーザー補助機能] から [自動字幕起こし] を有効にする
  • [設定] アプリ > [ユーザー補助機能] > [音声、字幕] > [自動字幕起こし] を有効にする

オンにすると、動画や音声の再生時に自動で字幕が表示されます。必要に応じて、字幕カードのサイズ変更や、クリックして一時的に非表示にすることも可能です。

Chromebook のクイック設定から自動字幕起こしを強調表示しているところのスクリーンショット
Chroembook のクイック設定

なお、自動字幕起こしに対応している言語は、デフォルトで ChromeOS に設定している言語が選択されますが、[設定] アプリ内の [自動字幕起こし] の項目から [言語を追加] することで、他の言語に対応させることもできます。

Chromebook の設定にある「自動字幕起こし」の項目をハイライトしたスクリーンショット

Chromebook Plus 限定の「リアルタイム翻訳」とは

Chromebook Plus では、「自動字幕起こし」で生成した字幕をそのままリアルタイムに翻訳する機能を利用することができます。

翻訳先は日本語を含む複数言語に対応し、英語の動画や海外のニュースを理解しやすくなる便利な機能です。

Chromebook でリアルタイム翻訳を有効にしている様子のスクリーンショット

翻訳処理も基本的に端末側で行われ、ネットワーク環境による遅延をほとんど感じずに利用できます。ただし、この機能の利用には Chromebook Plus デバイスが必須です。

Chromebook Plus のリアルタイム翻訳をオンにする方法

「リアルタイム翻訳」は、次の手順で有効にできます。

  1. [設定] アプリを開く
  2. [ユーザー補助機能] > [音声、字幕] に移動する
  3. [リアルタイム翻訳] をオンにする

なお、この設定画面で字幕の翻訳先を選択することができ、字幕で表示されている言語を日本語に翻訳したい場合には、プルダウンから [日本語] を選択する必要があります。

Chromebook の設定画面で「リアルタイム翻訳」の項目をハイライトしているスクリーンショット

字幕をカスタマイズする方法

Chromebook で表示される「自動字幕起こし」の字幕は、以下のような項目をカスタマイズすることができます。

  • テキストのサイズ
  • テキストのフォント
  • テキストの色
  • テキストの透明度
  • テキストの影
  • 背景の色
  • 背景の透明度

これらの設定も、[設定] > [ユーザー補助機能] > [音声、字幕] にある「字幕の設定」セクションの各項目から変更することができます。

Chromebook の設定画面にある「字幕の設定」のスクリーンショット

実際に使う際の注意点

Chromebook で自動字幕起こしを使う場合、次の点に注意してください。

  • 字幕精度は音声の明瞭さに左右されるため、ノイズの多い動画では認識しにくい場合があります。
  • 一部の音楽配信サービスや保護されたコンテンツでは動作しないことがあります。
  • 確実に翻訳できるわけではなく、遅延したり認識しない場合も多々あります。
  • リアルタイム翻訳は Chromebook Plus 限定のため、通常の Chromebook では利用できません。
  • ChromeOS のバージョンにより UI や項目名が変わる可能性があります。

なお、リアルタイム翻訳は自動字幕起こしを有効にしているときのみ利用可能です。

まとめ

Chromebook の「自動字幕起こし」は幅広いシーンで利用できる便利な機能で、Chromebook Plus の字幕の「リアルタイム翻訳」も設定をオンにするだけで簡単に使うことができます。とくに音声を出力しなくても自動字幕起こしが使える点はメリットです。

オンライン会議、学習、エンタメのどれでも役立つ機能ですので、まだ使っていない方はぜひ一度設定して試してみてください。

HelenTech では、このほかにも Chromebook の設定・活用に関する記事を公開しています。

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著者情報

尾村 真英のアバター 尾村 真英 Technical Writer

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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