Google が提供する画像生成・編集アプリ「Pixel スタジオ」が、Pixel 8 シリーズでも利用可能になることが報告されました。
最近、Pixel スタジオアプリのヘルプページが更新され、対応デバイスの記述が従来の「Pixel 9 以降」から「Pixel 8 以降」に変更されたことが確認されています。
今月は「ジャーナル」アプリが古い端末へ展開されており、その一環として Pixel スタジオも対応範囲を広げつつあるようです。
ただし、記事執筆時点では Pixel 8 シリーズの Google Play ストアから Pixel スタジオをインストールすることはできず、サポートページだけが先行して更新された可能性があります。
また、新機能となる「画像をアニメーションにする」機能も登場予定であることがヘルプページから確認されました。
Pixel スタジオに追加された「画像をアニメーションにする」機能
今回のヘルプページ更新では、新しく「画像をアニメーションにする」機能の手順が追加されています。
これは静止画を短いアニメーションへ変換し、GIF または WebP 形式で共有できる機能です。
手順は次のように案内されています。
- Pixel スタジオで「画像をアニメーションにする」を選択
- テキストボックスへプロンプト(指示)を入力、または提案プロンプトを選択
- 生成されたアニメーションにステッカーやキャプションを追加可能
- GIF または WebP として保存・共有
画像生成モデルとしては、Google の動画生成モデル「Veo」が背景で動作していると推測されていますが、これは公式に明言された情報ではありません。

この新機能については、今月初めにリーク情報としても報じられており、2025 年 11 月の Pixel Drop で提供される可能性が示唆されていました。
しかし、実際のアップデートには含まれておらず、何らかの理由で提供が延期され、サポートページのみが先行して更新された可能性が示唆されています。
提供時期については、おそらく Android 16 QPR2 のリリースに伴う次回の Pixel Drop になると予想されます。ただし、現時点で Google からの公式アナウンスはありません。
Pixel 8 ユーザー向けのその他の変更点
ヘルプページでは、Pixel 8 ユーザーに対して従来の「Markup」に代わる新しいスクリーンショットエディタも提供されると記載されています。
これは Pixel 10 シリーズで導入され、その後 Pixel 9 にバージョン 2.0 として展開されたもので、2025 年 11 月のアップデート後から広く展開され始めています。
まとめ
Pixel スタジオが Pixel 8 シリーズにも展開される可能性が高まり、新機能「画像をアニメーションにする」が利用できる準備が進んでいることが分かりました。
現時点では正式なリリース時期は分かりませんが、来月登場予定の Android 16 QPR2 および Pixel Drop での提供が期待されます。
また、すでに日本語のヘルプページに記載があり、Pixel スタジオの AI 編集を含め日本でも利用できることから、「画像をアニメーションにする」機能も利用可能になると予想されます。
出典: 9to5Google


