Android 版 Gemini アプリ、ホーム画面のデザイン刷新と「作成したもの」が追加などが展開

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Google が Android 版 Gemini アプリにおいて、ホーム画面の刷新と黒基調の新しいダークテーマ、「作成したもの」のセクション追加などの変更を展開しました。

今回のアップデートは、Google アプリ 16.45 を利用している Android デバイスで確認されており、筆者の Google Pixel 10 Pro でも反映されています。

目次

ホーム画面のデザイン刷新

今回のアップデートで最も大きく変わったのがホーム画面のレイアウトです。アプリ起動時の挨拶は従来のブルー系から落ち着いた色調に変更され、その下に「◯◯ さん 何から始めますか?」が表示されるようになりました。

これまで横並びだった機能チップは縦方向のリスト表示になっており、例として以下のようなチップがあります。

  • 画像の作成
  • 何でも書く
  • アイディアを構築
  • Deep Research
  • 動画の作成

上部の「Gemini」ロゴもわずかに大きくなっており、視認性が向上しています。

ナビゲーションに「作成したもの」が追加

ナビゲーションドロワーには新しく「作成したもの」セクションが設置され、これまで Gemini で生成したコンテンツを一覧で確認できるようになりました。

ここには生成した画像、動画、Canvas プロジェクトが表示され、直近の 3 つはプレビューとして並びます。右側のアイコンをタップすると、全画面のフィード表示に切り替わり、過去に作成したものをさかのぼれるようになりました。

Gemini で画像生成や動画生成を頻繁に使うユーザーにとっては、大きな利便性向上です。

ダークテーマは黒基調に、チャット UI も改善

ダークテーマを有効にしている場合、背景が濃いグレーから“黒”に変更され、よりコントラストが強いデザインになりました。ただしプロンプトボックスや会話ページの背景は従来のトーンのままで、全体的にツートンに見えるのが現在の仕様です。今後のアップデートで統一される可能性があります。

このほか、チャット画面でも次のような細かな UI 改善が行われています。

  • 右上のアカウント切り替えアイコンが削除され、新規チャット用ボタンに変更
  • 会話タイトルがドロップダウン式メニューになり、以下の操作が可能に
    • 共有、固定、名前変更、削除

複数の用途で Gemini を使い分けるユーザーにとって、操作性の向上は確実にメリットがあります。

まとめ

現在、この変更は Android 版 Gemini アプリと Google アプリのバージョン 16.45 で確認されています。段階的に展開されていますが、ウェブ版と iOS 版での展開は確認されていません。

出典: 9to5Google

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著者情報

HelenTech を運営している 尾村 真英 です。これまでに 50 台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動し、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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