Google は、2025 年 11 月 10 日付けで「Google Play 開発者サービス (v25.44)」および「Google Play ストア (v48.8)」の最新アップデート内容を公開しました。
今回のアップデートでは、保護者によるアプリ制御や緊急通報機能、SMS バックアップ、Play ストア上でのアプリ管理機能など、ユーザーと開発者の両面で機能強化が行われています。
Google システム アップデートは、Play ストアや Android のバックグラウンド機能を改善するもので、セキュリティやアカウント機能などに関わる重要な更新を毎月配信しています。
以下に、今回の Google システムアップデートにおける主な変更点をまとめます。
Google Play 開発者サービス v25.44(2025 年 11 月 10 日)
Google Play 開発者サービスは、Android OS や Google 製アプリの中核機能を支えるコンポーネントです。v25.44 のアップデートでは以下の変更が行われています。
- アカウント管理
- [スマートフォン] 保護者による使用制限で Gemini アプリをブロックする前に、明確な情報が表示されるようになりました。
- デベロッパーサービス
- [Auto、スマートフォン、TV、Wear] Google とサードパーティ アプリ デベロッパー用の新しいデベロッパー向け機能を追加し、マップに関する処理をアプリ内でサポートできるようになりました。
- 安全性と緊急情報
- [スマートフォン] このアップデートにより、統合されたライブ動画機能を緊急通報時に利用できるようになりました。
- セキュリティとプライバシー
- [Auto、スマートフォン、TV] Android で SMS リトリーバーの設定をバックアップ、復元できるようになりました。
- システム管理
- [Auto、PC、スマートフォン、TV、Wear] システム管理サービスを更新し、安定性を改善しました。
- ウォレット
- [スマートフォン] ブラジル地域でカード QR 機能がご利用いただけなくなりました。
Google Play ストア v48.8(2025 年 11 月 10 日)
Google Play ストアは、Android アプリやゲーム、映画などをダウンロード・購入できるプラットフォームです。v48.8 アップデートには以下の変更が含まれます。
- [スマートフォン] このアップデートにより、ユーザーはデバイスを使用することなく、スマートフォンの Google Play ストアの掲載情報からアプリをアンインストールできるようになりました。
- [スマートフォン] 有効な定期購入と今年獲得した Play ポイントを定期購入センターで確認できるようになりました。
まとめ
今回の Google Play 開発者サービスおよび Play ストアの更新では、家族向けのアプリ制御や安全性の強化、バックアップ機能など、ユーザー体験を支える基盤部分の改善が含まれています。
また、緊急時のライブ動画共有や SMS リトリーバーの復元対応など、実用面での恩恵が大きいアップデートとなっています。
なお、これらのアップデートはサーバー側で段階的に展開されており、端末や地域によっては数日遅れて反映される場合があります。


