Android 版 Google カレンダーアプリのアップデートにより、これまでパソコン版でのみ可能だったカレンダーの共有設定と登録解除が、スマートフォンやタブレットから直接行えるようになりました。
この変更により、外出先などでも手軽にカレンダーの管理が可能になり、利便性が大きく向上します。
モバイルアプリだけで完結するカレンダー共有
これまでは、新しいカレンダーを誰かと共有したり、不要になった共有カレンダーを削除したりするには、ウェブ版の Google カレンダーを開く必要がありました。
しかし、今回のアップデート (バージョン 2025.38.0-809757839-release 以降)により、以下の操作が Android アプリから直接行えるようになります。
- 特定のカレンダーを他のユーザーやグループと共有する
- 共有されているカレンダーの登録を解除する
多くのカレンダーを管理するユーザー、特に仕事とプライベートでカレンダーを使い分けている方にとっては、待望のアップデートと言えます。
実際に筆者の Google Pixel 10 Pro と Google カレンダーアプリでも、今回のアップデートを確認できました。
カレンダーの共有を設定する方法
新しい共有機能は、設定メニュー内にありますが、以下の手順で簡単にアクセスできます。
- Google カレンダーアプリを開き、左上のサイドメニューをタップします。
- メニュー下部にある [設定] を選択します。
- 共有設定を変更したいカレンダーをタップします。
- 新しく追加された「共有する相手」セクションがあり、ここからユーザーの追加やアクセス権の変更、カレンダーの登録解除が行えます。


まとめ
今回のアップデートにより、これまでウェブ版を開く必要があったカレンダーの共有設定がスマートフォンだけで完結できるようになりました。
これにより Google カレンダーのモバイルアプリのの利便性が向上し、よりスムーズで効率的なスケジュール管理が実現します。
この新機能は、Google Play ストアで配信されている最新版の Google カレンダーアプリで利用可能です。