Google、「通話の録音」機能を Pixel 6 以降でサポートされる全ての国に拡大

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Google 電話アプリでコーリングカードを設定した着信画面

Google は、Pixel スマートフォンに搭載されている電話アプリの「通話の録音」機能について、サポートを拡大することを正式に発表しました。

このアップデートにより、Pixel 6 以降のデバイスでは、Pixel が販売されている全ての国で「通話の録音」機能が利用可能になります。

この機能拡充は 2025 年末にかけて順次展開される予定で、これまで地域の法律によって利用が制限されていたユーザーにとって朗報となります。

目次

Pixel の通話録音機能がサポート国全体で利用可能に

今回の発表によると、通話録音機能は Pixel 6 およびそれ以降のモデルで利用できるようになります。

ただし、AI を活用した文字起こしや要約が可能な、より高度な「通話メモ」機能をサポートしていないデバイスが対象です。

これまで、通話録音機能の提供は各国の法律に基づいて個別に判断されると考えられていました。しかし Google は、Pixel がサポートされている全ての国でこの機能を提供する方針を示しており、より多くのユーザーが基本的な録音機能にアクセスできるようになります。

なお、プライバシー保護の観点から、通話録音を開始する際には、相手に通話が録音されていることを通知する音声ガイダンスがデフォルトで再生される仕様となっています。

日本でも展開予定

Googleは「Pixelがサポートされている全ての国」で機能を提供すると発表しており、日本もその対象に含まれます。

この公式発表に先立ち、日本の Pixel 8 Pro ユーザーから、電話アプリのベータ版 で「通話の録音」機能が利用可能になったとの報告も上がっています。

このことから、今後、国内の対象となる Pixel スマートフォンで正式に機能が展開されることが期待されます。

Android Auto の対応とその他の機能について

なお、今回の発表では、「通話の録音」機能の拡大とあわせて、Android Autoへの新機能の統合や、「詐欺検出」、「通話メモ」、「コールスクリーニング」といった既存機能の提供国拡大もアナウンスされました 。

これらのアップデートに関する詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。

出典: Google

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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