Nothing は、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「Nothing Ear (3)」を正式に発表しました。日本でも先行予約販売が開始されており、価格は 25,800 円です。
この新モデルは、ケース自体がマイクとして機能するユニークな「Super Mic」機能を搭載し、サウンドプロファイルにも調整が加えられています。
Nothing Ear (3) の主な特徴
Ear (3) の最大の特徴は、ケースに搭載された「Super Mic」です。充電ケースには新たに「Talk」ボタンと 2 つのマイクが追加されました。
これにより、最大 95dB という非常に強力なノイズキャンセリングが可能になり、騒がしい環境での通話品質が向上します。
イヤホンを使用している通話中に「Talk」ボタンを押すと、マイクがイヤホンからケースに切り替わります。ケースを口元に近づけて話すことで、ノイズキャンセリングのメリットを最大限に活用できます。

この機能は通常の電話通話のほか、Zoom や Google Meet といった主要なアプリに対応しています。
デザインは従来モデルを踏襲しつつ、ケースの下半分にリサイクルメタルを採用するなど、細かな変更が加えられています。

イヤホン本体のドライバーは 11mm から 12mm に大型化され、Nothing Ear がニュートラルなサウンドだったのに対し、Ear (3) は低音域を強調したサウンドプロファイルにチューニングされています。
バッテリー駆動時間も向上しており、イヤホン単体で ANC を有効にした状態で最大 5.5 時間の再生が可能です。Bluetooth は 5.4 をサポートし、Android 6.0 または iOS 13 以上のデバイスが必要となります。
まとめ
Nothing Ear (3) は、ケースをマイクとして使う「Super Mic」を搭載し、サウンドプロファイルの変更やハードウェアの細かな改良も行われています。
一方で、価格が「Nothing Ear」からわずかに上昇した点は評価が分かれるかもしれません。現在、公式サイトで先行予約販売が開始されており、価格は 25,800 円となっています。