Android 16 QPR1 でデザインが再設計されたクイック設定パネルでは、タイルをより簡単かつ正確に再配置するために、ダブルタップとタップを組み合わせて、目的の場所にタイルを直接移動させる機能があります。
これは公式にはアナウンスされていない隠しジェスチャーで、Android Authority によって報告されました。
Android 16 QPR1 のクイック設定をダブルタップで再配置する方法
この新しいジェスチャーを利用すると、クイック設定のタイルを簡単に並べ替えることができます。
操作手順は以下の通りです。
- 通知トレイを2回下にスワイプして、クイック設定を完全に表示します。
- 編集アイコン (鉛筆のアイコン) をタップして、編集画面を開きます。
- 移動させたいタイルをダブルタップして選択します。タイルがハイライトされ、画面上部のテキストが「タップしてタイルを配置」に変わります。
- タイルを移動させたい位置にある別のタイルをタップします。
この操作により、ダブルタップで選択したタイルが、次にタップしたタイルの場所に移動します。実際の動作は次のようなものになります。
この操作により、ダブルタップで選択したタイルが、次にタップしたタイルのあった場所に移動します。
この操作により、ダブルタップで選択したタイルが、次にタップしたタイルのあった場所に移動します。 その結果、もともとそこにあったタイルは横に一つずれて配置されます。
この操作はタイルのサイズに関係なく機能し、希望のレイアウトになるまで何度でも繰り返すことができます。
従来のドラッグ&ドロップよりも正確
これまでクイック設定のタイルを再配置するには、タイルを長押しして目的の場所までドラッグ&ドロップする必要がありました。
タイルが多い場合、この操作は画面をスクロールする必要があったり、移動中に他のタイルがずれて意図しない場所に配置してしまったりすることがありました。
今回発見されたダブルタップによる方法は、移動先を直接タップして指定するため、このような問題を回避し、より正確な配置を可能にします。時間の大幅な短縮にはならないかもしれませんが、レイアウトを精密に調整したいユーザーにとっては非常に便利な機能です。
まとめ
Android 16 QPR1 を搭載した Pixel デバイスなどで、クイック設定のタイルをより正確に並べ替えるための新しいダブルタップジェスチャーが利用可能になっています。
従来のドラッグ&ドロップ操作に比べて、より精密な配置ができるため、クイック設定をカスタマイズするときには、ぜひ試してみてください。