Google は 2025 年 9 月 8 日付けで、Android デバイス向けの Google Play 開発者サービス (v25.35) および Google Play ストア (v47.9) のアップデート情報を公開しました。
今回のアップデートでは、キャスト機能による Linux TV の起動、ブラジルにおける盗難保護機能のデフォルト有効化、Google Play ストアの新しい検索機能など、ユーザーの利便性とセキュリティを向上させるための変更が含まれています。
以下に、今回の Google システムアップデートにおける主な変更点をまとめます。
Google Play 開発者サービス v25.35 (2025 年 9 月 8 日)
Google Play 開発者サービスは、Android OS の基本機能や Google 製アプリの動作を支える重要なコンポーネントです。v25.35 アップデートには以下の変更が含まれます。
- デベロッパー サービス
- [スマートフォン] このアップデートにより、ドキュメントスキャナが表現力豊かなデザインに対応しました。
- デバイスの接続性
- [スマートフォン, Wear] デバイス接続関連のサービスに関するバグを修正しました。
- [スマートフォン] この新機能により、キャスト時に Wake-on-LAN を使用して、Linux TV をスリープ モードからオンにできるようになります。
- セキュリティとプライバシー
- [スマートフォン] ブラジルの新しいデバイスを対象に、スマートフォンの盗難保護がデフォルトでオンになりました。
- システム管理
- [スマートフォン] このアップデートにより、セットアップ時に電話番号の検証と到達可能性の確認が自動的に実行されるようになります。この設定は、デバイスの設定と Google アカウントで管理できます。
- ウォレット
- [スマートフォン, Wear] 仕事用プロファイルから個人用プロファイルへアクセスカードをプロビジョニングできるようになりました。
Google Play ストア v47.9 (2025 年 9 月 8 日)
Google Play ストアは、Android アプリやゲームなどをダウンロードできるプラットフォームです。v47.9 アップデートには以下の変更が含まれます。
- [スマートフォン] 新しいタスクベースの検索機能により、タスクを完了させるのに役立つアプリを見つけられるようになりました。
まとめ
今回の Google システムアップデートでは、デバイス間の連携強化とセキュリティ向上に焦点が当てられています。
特に、キャスト機能で Linux TV の電源をオンにできる Wake-on-LAN のサポートは、よりシームレスなデバイス連携を実現する便利な改善点です。
これらのアップデートは順次配信されるため、全てのユーザーがすぐに利用できるとは限りませんが、今後の展開に期待です。