Android の Quick Share、新しい UI が展開。送信・受信画面が分離、ファイル転送がより便利に

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Google は、Android デバイスや Windows PC、Chromebook 間でファイルをワイヤレス共有できる「Quick Share (クイック共有)」の UI を刷新し、広く展開を開始したことを発表しました。

この新しい UI では「送信」と「受信」の画面が分かれ、ファイルピッカーやプレビュー機能が追加されるなど、ファイル共有の利便性を向上させるための変更が加えられています。

更新情報

2025 年 9 月 25 日 更新: Google Play 開発者サービス (v25.37) のアップデートで広く展開が開始しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

目次

Quick Share の新デザイン

今回のアップデートで、Quick Share のインターフェースは大きく変わりました。主な変更点は、送信・受信モードの分離、ファイルピッカーの導入、進捗インジケーターの追加です。

送信と受信がタブで分離

新しい UI では、画面下部に「受信(Receive)」と「送信(Send)」のタブが設けられ、簡単に切り替えられるようになりました。アプリを開いた際のデフォルト画面は「受信」モードです。

受信画面では、自分のデバイス名が以前よりも目立つように表示されます。また、連絡先に対して自分のプロフィール写真を表示させるオプションも追加されました。他のユーザーからのファイル送信リクエストもこの画面に表示されます。

刷新された Quick Share の送受信画面

ファイルピッカーで直接送信

「送信」モードでは、新たにファイルピッカー機能が導入されました。これにより、Quick Share のアプリ内から直接ファイルを選択して送信できます。

画像やドキュメントなど、複数の異なる種類のファイルを一度に選択することも可能です。

ファイルを選択した後は、送信するメディアのプレビューが表示されるため、誤送信を防ぎやすくなります。

転送状況もわかりやすく

Google は、ファイルの転送状況をパーセンテージで示すプログレスインジケーターも追加しました。これにより、大きなファイルの転送がどの程度進んでいるかを視覚的に確認できるようになります。

まとめ

今回の Quick Share の刷新は、単なるデザイン変更だけでなく、ファイル共有をより便利にするためのアップデートです。

特に、アプリから直接ファイルを選択してプレビューできるようになったことで、これまで以上に手軽で安心してファイル共有を行えるようになります。

記事執筆時点では、HelenTech の Pixel 10 Pro (Android 16 QPR1) でこの変更を確認することはできませんでした。

出典: Google

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著者情報

HelenTech の運営をしている 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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