Acerは同モデルの構成違いを2つリリースしていますが、今回はそのうち国内では最上位となる第8世代のCore i5-8250Uを採用する「Chromebox CXI3-F58P」を追加してきました。
これで海外で発表された同モデルの構成違い4つのうち3つが日本で展開されることになります。
- CXI3-4GKM(F14N)
- CXI3-I38GKM (F38P)
- CXI3-I58GKM(F58P)
- CXI3-I716GKM(未発売)
もちろんいずれも同モデル扱いなので、外装に大きな違いはありませんので、今回は主要スペックだけ紹介。
「CXI3-F58P」のスペック
8GBRAMにM.2 SSDの64GBストレージを採用する点は、すでに発売されているCore i3-8130Uを採用する「F38P」と違いはありません。
しかし、このモデルはCore i5-8250Uを採用しているため、性能面から言えば国内で正規に販売されているChromebookやChromeboxの中で現状最も性能の高いモデルであると言えます。
CPUの性能については別途記事でまとめていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
【2019年版】ChromebookとChromeboxに使用されるCPUの基本性能とベンチマークを比較してみる
すでにビックカメラに予約受付中で登場していますが、「Chromebox F58P」も法人・文教向けとしてリリースされていますので、実際に手元に届くまでは少し待つ必要があると思います。
例のLinuxアプリ(Crostini)を使いたい方やAndroid Studioを使って開発を考えている方、Androidアプリをデスクトップで使いたい方には選択肢として悪くないかもしれません。
なお価格についてですが、公式ではオープン価格となっていますがビックカメラに登場した価格を見ると税込86,184円となっています。
i3モデルよりもプラス1万円ちょっと上がった感じですね。
ただ正直に言うと、ここまで来るとデスクトップの場合、他OSも含め選択肢が多くなってくるので個人的にはオススメしづらいところなんですよね。
私自身の経験から言えば、開発などを目的としなければCeleronモデルでも十分ですし、もう少しパワーが欲しければm3ないしはi3モデルを購入する方が良いと思っています。
とは言うものの、据え置きでChrome OSを使いたい目的があって、できる限りハイスペックのモデルが欲しいというユーザーであれば、現時点で「Chromebox F58P」がベストですので予算次第ですが検討の価値はあります。
いずれにしても、国内の正規販売モデルに新しくハイスペックなChromeboxが増えたということは喜ばしいことだと思います。
ちなみにCeleronモデル「F14N」もCPUをCeleron 3865Uから3867Uへと一応アップグレードされれていますので、併せて知りたい方はAcerのプレスリリースをご覧ください。
価格等気になる方はビックカメラなどの家電量販店サイトをチェックしてみてください。
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