Google Play ストアで、新しくインストールしたアプリのインストールが完了すると自動的に開く「自動起動」オプションの展開が開始されました。
この機能は、アプリのインストール完了を待っている間に他の操作をしていて、インストールしたことを忘れてしまうといった事態を防ぐのに役立ちます。デフォルトではオフになっていますが、簡単な操作で有効にできます。
Google Play ストアにアプリの自動起動オプション
この新機能は、Google Play ストアでアプリのインストールを開始すると、進行状況を示すバーの下に「準備ができたら自動的に起動します」というトグルスイッチとして表示されます。このスイッチはデフォルトでオフになっています。


ユーザーがこの機能を有効にすると、名前の通り、アプリのインストールが完了した直後に自動でアプリが起動します。
起動前には 5 秒のカウントダウン
インストールが完了するとすぐにアプリが起動するわけではなく、アプリが開く前に 5 秒間のカウントダウンが表示される通知が現れます。

これにより、ユーザーは必要に応じて自動で開くプロセスをキャンセルすることができます。サイズの大きなゲームなどをダウンロードした場合に、すぐに起動したくないときに便利な仕組みです。
すでに一部のデバイスで展開中
この機能はすでに Google Pixel 10 Pro や Galaxy Z Fold 7 など一部の Android デバイスで広く展開されています。
実際に HelenTech の Pixel 10 Pro で確認したところ、このオプションが表示されていました。
なお、一部のデバイスでは異なる UI が表示されたり、ゲームアプリのインストール時にのみこのオプションが表示されたりするケースも報告されています。
まとめ
今回のアップデートは、アプリをインストールした後の「開く」というワンタップの手間を省く、ささやかながらも便利な改善です。特に急いでいる場面や、複数の作業を並行している際に役立つ機能となりそうです。