Google は Gmail や Google Keep など、多くの Android アプリのデザインを Material 3 Expressive へと刷新する取り組みを進めています。
Google ドライブアプリでも、すでにホーム画面や検索バー、FAB (フローティングアクションボタン) などが刷新されていますが、さらにポップアップメニューや PDF の要約ボタンなどのデザインも変更される可能性が示唆されました。
この情報は、Android Authority が Google ドライブの最新ビルド (バージョン 2.25.260.0.all.alldpi)を分析したことで判明したもので、いくつかの変更を確認することができます。
新しいポップアップメニューのデザイン
ファイルやフォルダの横にある 3 点ボタンをタップすると表示されるポップアップメニューのデザインが変更され、新しいデザインでは、メニューの上部に主要な操作(共有など)が目立つピル形状のボタンとして配置され、残りのオプションがその下にリスト表示されるようになります。


また、これまでこのメニューに含まれていた「アクセスを管理」オプションは削除され、今後は「共有」ボタンからアクセスする仕様に変更される見込みです。
一部のオプション名やアイコンも変更され、全体的により分かりやすいインターフェースになることが期待されます。
PDF の要約ボタンがより目立つように
先日発見された Gemini による PDF 要約機能に関しても、新しいデザインでは PDF ビューア内に「要約」ボタンがより目立つ形で配置されます。

この変更により、ユーザーは AI による要約機能をより簡単に見つけて利用できるようになります。
まとめ
Android 版 Google ドライブのデザイン刷新は、単に見た目を新しくするだけでなく、機能へのアクセス性を向上させる実用的な改善となりそうです
ただし、今回明らかになった新しいメニューや要約ボタンは、現時点ではまだ開発段階にあり、一般ユーザーには提供されていません。 APK の分解による情報であるため、最終的に製品版に搭載されない可能性もあります。
しかし、 Google が一連のアプリでデザインの統一を進めていることを考えると、これらの変更が近いうちに正式にリリースされる可能性は高いと考えられます。