Google は 2025 年 8 月 11 日付けで、Android デバイス向けの Google Play 開発者サービス (v25.31) のアップデート配信を開始しました。
今回のアップデートでは、システム管理サービスの更新によるデバイスの接続性やプライバシーの改善といった、内部的な機能向上が中心となっています。また、Google Play ストア (v47.6) のアップデートも同時に展開されており、アプリのおすすめ表示形式が新しくなっています。
以下に、今回の Google システムアップデートにおける主な変更点をまとめます。
Google Play 開発者サービス v25.31 (2025 年 8 月 11 日)
Google Play 開発者サービスは、Android OS の中核機能や Google 製アプリの動作を支える重要なコンポーネントです。v25.31 アップデートには以下の変更が含まれます。
- デベロッパー サービス
- [Auto、スマートフォン、TV] アプリ内でユーティリティ関連の機能をサポートするための新しいデベロッパー向け機能が追加されました。
- [スマートフォン] アプリ内でマップ関連の機能をサポートするための新しいデベロッパー向け機能が追加されました。
- デバイスの接続性
- [Auto] デバイス接続関連サービスのバグが修正されました。
- システム管理
- [スマートフォン、Wear] システム管理サービスが更新され、デバイスの接続性が改善されました。
- [Auto、PC、スマートフォン、TV、Wear] システム管理サービスが更新され、プライバシーが改善されました。
- ユーティリティ
- [スマートフォン] アプリ内でユーティリティ関連の機能をサポートするための新しいデベロッパー向け機能が追加されました。
- ウォレット
- [スマートフォン、Wear] ウォレット関連サービスのバグが修正されました。
- [スマートフォン] 対象となるユーザーに対し、ウォレットに Pix アカウント(ブラジルの決済システム)を追加するための招待状が表示されるようになりました。
Google Play ストア v47.6 (2025 年 8 月 11 日)
Google Play ストアは、Android アプリやゲーム、映画、書籍などをダウンロード・購入できるプラットフォームです。v47.6 アップデートには以下の変更が含まれます。
- [スマートフォン] [アプリ] タブの上部に、新しいおすすめの形式が追加されました。
まとめ
2025 年 8 月中旬の Google Play 関連のアップデートは、主にバックグラウンドでの改善が中心となりました。
特に、複数のデバイスにわたるシステム管理サービスの更新は、ユーザーが直接的に変化を感じることは少ないかもしれませんが、デバイスの接続性やプライバシーを向上させる重要な変更です。
また、Google Play ストアでは [アプリ] タブのおすすめ表示が新しくなっており、今後のアプリとの出会い方がどのように変わるか注目です。
前回のアップデートの情報 (2025 年 8 月 4 日) はこちら。