Google は Android Auto の将来のアップデートにより、アプリ一覧(アプリドロワー)のレイアウトを変更し、一度に表示できるアプリの列数が増える可能性が報告されました。
この情報は Android Authority が、最新の Android Auto アプリ (バージョン 15.0.653204-release) を APK 解析して発見したものです。
アプリの表示列数が最大 5 列から 7 列に拡張
現在の Android Auto では、車のディスプレイサイズに応じて、アプリ一覧に表示されるアプリアイコンは 4 列または 5 列が一般的です。多くのアプリをインストールしている場合、目的のアプリを見つけるために何度もスワイプする必要があり、運転中の操作としては理想的とは言えませんでした。
しかし、今回発見されたコードによれば、新しいレイアウトでは、これまで最大 5 列だった表示が、最大で 7 列まで表示できるようになります。


実際に表示される列数は車のディスプレイサイズに依存しますが、この変更が適用されれば、これまで最大 5 列表示だったディスプレイで、6 列または 7 列の表示が可能になる可能性があります。
この拡張は、音楽や通話のショートカットであるクイックコントロールが有効な状態でも機能するようです。
まとめ
今回の変更は、まだアプリの解析段階で見つかったものであり、Google からの正式な発表はありません。そのため、実際にいつリリースされるか、あるいはリリースされるかどうかは不明です。
しかし、この表示列の拡張が実現すれば、画面のスクロール回数が減ることで操作の手間が減り運転中の視線移動も少なくなるため、より快適で安全な操作に繋がることも期待されます。