2026 年初頭のリリースが期待される Samsung の次期フラッグシップモデル 「Galaxy S26 Ultra」 に関して、これまで充電速度が向上するという噂が出ていましたが、より具体的な数値がリークされました。
5,000mAh バッテリーと 65W 充電の組み合わせか
著名リーカーの Universe Ice 氏が Weibo に投稿した情報によると、「Galaxy S26 Ultra」 は 60W の有線充電に対応する可能性があるとのことです。さらに、他のリーカーからは 65W になるとの情報も出ています。

これが実現すれば、Samsung のスマートフォン史上最速の充電速度となります。
しかし、バッテリー容量については「Galaxy S25 Ultra」から据え置きとなる 5,000mAh と見られており、大容量化を期待していたユーザーにとっては物足りない点かもしれません。
これまでの噂
これまで 「Galaxy S26 Ultra」 の充電速度については情報が錯綜していました。今年 1 月には 65W 対応の噂が出たものの、その後は 45W の継続や、向上しても 50W 程度に留まる可能性が示唆されていました。
しかし、今回再び「60W」や「65W」といった具体的な数値が複数の情報源から出てきたことで、少なくとも充電速度に関しては大幅なアップグレードが期待できそうです。
競合との比較と予想される充電時間
現在 45W 充電を搭載したモデルがフル充電に約1時間を要するのに対し、競合の OnePlus 13 (80W) は約30分、Motorola Edge 2024 (68W) は約40分で充電が完了します。
もし 「Galaxy S26 Ultra」 が 60W や 65W 充電に対応した場合、フル充電にかかる時間は 40 分〜 50 分程度に短縮されると予想されます。
これは他社の最高速には及ばないものの、Samsung ユーザーにとっては大きな改善と言えます。
充電の最適化もポイント
ただし、充電速度はピークのワット数だけで決まるものではなく、高いワット数をどれだけ長く維持できるかという最適化も重要です。
Android Authority によれば、Samsung は過去に 「Galaxy S23 Ultra」 で、同じ 45W ながら充電プロファイルを最適化し、前モデル (Galaxy S22 Ultra) より充電時間を短縮した実績があります。
そのため、「Galaxy S26 Ultra」 でも新しい充電スペックを最大限に活かすための最適化が期待されます。
まとめ
「60W」 や 「65W」 といった具体的な数値が登場したことで、長年課題とされてきた充電速度の向上がいよいよ現実味を帯びてきました。もちろん、現時点ではリーク情報のため、最終的な製品仕様とは異なる可能性もあります。
とはいえ、Samsung がこの点で競合に遅れを取っていることは事実であり、何らかのアップグレードを導入する可能性は十分に考えられます。
来年1月頃と予想される発表までに新たな情報が出てくると思われますので、今後の情報に期待です。