Google フォト、動画プレーヤーの新しい UI デザインへの変更を展開開始

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Google フォト、動画プレーヤーの新しい UI デザインへの変更を展開開始

Google が、「Google フォト」 アプリの動画プレーヤーに新しい UI (ユーザーインターフェース) デザインの展開を開始したことが報告されました。この変更により、動画のナビゲーションなどがより簡単になります。

このアップデートは、Android Authority などが報じており、アプリを最新バージョン (筆者が確認したバージョン 7.37.0.x 以降) に更新することで一部のユーザーから利用可能になっています。また、筆者の Android デバイス上 (Google Pixel 9 Pro / Android 16)でもこの変更を確認することができました。

目次

新しい動画プレーヤーの変更点

今回のアップデートによる、動画プレーヤーの主な変更点は以下の通りです。

  • コントロールの大型化: 動画の進行状況を示すプログレスバーや、再生/一時停止、音量ボタンが大きく表示されるようになりました。
  • ナビゲーションの改善: タイムライン上には垂直のインジケーターが追加され、動画のどの部分を再生しているかが視覚的に分かりやすくなりました。
  • 操作方法の変更: これまで動画の早送りや巻き戻しは画面の左右を長押しすることで行っていましたが、新しい UI では画面の左右いずれかをダブルタップする操作に変更されました。1回のタップで 5 秒間スキップし、連続してタップするとスキップする時間が 5 秒ずつ加算されます。

これらの変更により、ユーザーは動画の特定の部分にこれまでよりも素早くアクセスできるようになります。以下は筆者の Pixel 9 Pro で確認できた変更のスクリーンショットです。

新規ユーザー向けのセットアップ画面も変更

動画プレーヤーの UI に加え、新規ユーザー向けのセットアップ画面のデザインも変更されています。新しい画面では、ユーザーのプロフィール写真と名前がより目立つように配置されました。

ただし、以前のアプリ解析で見つかっていたモバイルデータ通信の使用に関する設定トグルは、今回のデザインには含まれていないようです。

Material 3 Expressive デザインへの移行

一連の変更は、Google が進めている新しいデザイン言語「Material 3 Expressive」に基づいています。このデザインは、より個人のスタイルに合わせた表現を可能にすることを目的としており、Gmail や Google Meet、電話アプリなど、他の Google アプリにも順次導入が進められています。

今回のアップデートにより、Google フォトの動画プレーヤーはより直感的で操作しやすくなりました。この変更は段階的に展開されているため、まだすべてのユーザーに表示されていない可能性があります。お使いのデバイスで新しい UI が表示されない場合は、アプリを最新バージョンにアップデートし、しばらく待つことをお勧めします。

出典: Android Authority

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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