Samsung が開発を進めている新型タブレット「Galaxy Tab S10 Lite」の 5G モデルが、米連邦通信委員会 (FCC) の認証を通過したことが明らかになりました。なお、以前には Wi-Fi モデルの認証通過も確認されており、グローバルでの正式発表が間近に迫っている可能性が高まっています。
Galaxy Tab S10 Lite で判明した仕様
FCC のデータベースには、Wi-Fi モデルとみられる「SM-X400」と、5G モデルとみられる「SM-X406B」の 2 つの型番が登録されています。また、Wi-Fi モデルは中国の 3C 認証も通過しています。
FCC の情報によると、少なくとも 5G モデルは 45W の高速充電 (10V/4.5A) をサポートし、これまでの Tab S シリーズと同様に S-Pen とキーボードアクセサリに対応するようです。しかし、以前に TUV の認証情報から明らかにされた充電速度は、 Wi-Fi も 5G も 25W (9V/2.77A) であることが示唆されていたため、大きく異なっています。


また、5G 対応モデルは Wi-Fi 802.11ax、5G NRバンド(n1/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/71/77/78)、Bluetooth、GNSS、microSDカードスロット、ポゴピンに対応していることも明らかになりました。
さらに ATL製の EB-BX526ABY バッテリーが搭載されることも確認され、これは Galaxy Tab S10 FE と同じ型番のバッテリーとなるため、標準容量は 8,000mAh になると思われます。
これまでの情報
以前、Geekbench で確認された情報によれば、Galaxy Tab S10 Lite には Exynos 1380 チップセットと 6GB RAM が搭載され、Android 15 をベースにした One UI 7.0 で動作するとされています。この Exynos 1380 は、少し前の Galaxy A54 や Galaxy M36、Galaxy Tab S9 FE などに搭載されているチップセットです。
まとめ
現時点ではこれ以上の詳細なスペックは不明ですが、FCC 認証を通過したことから、Samsung は早ければ今月末、あるいは 8 月中にもこの新しいタブレットを発表する可能性があります。
日本でリリースされるかは分かりませんが、フラッグシップのタブレットだけでなく FE シリーズや「Galaxy Tab S6 Lite (2024) 」などの手頃な価格の Galaxy タブレットも投入されているため、「Galaxy Tab S10 Lite」も発売される可能性は考えられます。
出典: Xpertpick