Amazon.co.jp の Chromebook ストアページ内に、新たに「Chromebook が不安なあなたへ」と題した特設ページが公開されました。
このページは、「いま使っているパソコンから Chromebook に買い替えても大丈夫?」をテーマに、Chromebook の購入を検討しているものの、従来の PC との違いに不安を感じているユーザーに向けて、よくある疑問に答える内容となっています
この記事では、その特設ページで解説されている 5 つの重要なポイントを簡単に紹介します。
Chromebook 導入前の5つの疑問に回答

特設ページでは、Chromebook を選ぶ際にユーザーが抱きがちな、以下の 5 つの疑問点について Q&A 形式で分かりやすく解説しています。
- 性能:低スペックでも大丈夫?
- Web利用を前提とした軽量な OS「ChromeOS」が搭載されているため、PC 本体への負荷が少なく、エントリー向けの CPU(Intel N100) や 4GB メモリでも快適に動作すると解説されています。
- Officeソフト:Word や Excel は使える?
- Web 版の Microsoft Office が無料で利用可能です。 ファイルの基本的な閲覧や編集は問題なく行えますが、マクロなど一部の高度な機能には制限がある点も説明されています。
- また、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドから直接編集することもできます。
- 操作性:PC 初心者でもすぐに使える?
- スマートフォンやタブレットのように、誰でも直感的に使えるシンプルな操作性が特長です。 PC の操作に不慣れな方でも、すぐに使いこなせるようになると紹介されています。
- セキュリティ:ウイルス対策ソフトは必要?
- Google が設計したセキュリティチップ「Titan C2」や OS の自動更新機能(自動更新ポリシー)が標準で備わっているため、別途ウイルス対策ソフトを購入する必要はないと説明されています。
- 2025 年 6 月現在、ウイルスによる攻撃が ChromeOS に行われたという公式記録がないことも紹介されています。
- 設定・移行:初期設定やデータ移行は大変?
- 「起動・Wi-Fi 設定・Google アカウントへのログイン」という簡単な3ステップで初期設定が完了します。
- データ移行も、Android スマートフォンなら同じアカウントでログインすると、ブラウザ、ブックマークと設定などがそのまま利用できること、現在使っている PC からは、Google ドライブにファイルをアップロードするだけで手軽に行える点が紹介されています。
余談ですが、ページで使われている素材(画面の表示など)は日本語環境のものになっており、ちゃんと作られていることが分かります。
購入のミスマッチを防ぐための公式ガイド
当サイトでも繰り返しお伝えしているように、Chromebook はその特性を理解して利用すれば、非常に優れたデバイスです。しかし、その特性を知らないまま購入すると「やりたいことができなかった」というミスマッチが起こり得ます。
一部のメーカーでは似たようなページを用意していますが、今回、Amazon で公式にこのような解説ページが用意されたことで、ユーザーは購入前に自身の使い方と Chromebook の特性を照らし合わせ、納得した上で各メーカーの Chromebook を選ぶことができるようになります。
Chromebook の購入を検討している方、特に Windows PC や Mac からの乗り換え、初めての 1 台を考えている方は、判断材料の一つとして、ぜひ一度この特設ページに目を通してみてはいかがでしょうか。
ちなみに調べてみたところ、Amazon 以外にもビックカメラやエディオンのサイトでも「Chromebook が不安なあなたへ」を含む Chromebook 特集ページが組まれていました。