Google は、Android TV のホーム画面に新たなアップデートを展開し、Google TV でも導入されているコンテンツカテゴリーが新たに追加されていることが一部のユーザーから報告されました。
Android TV ホーム画面に追加された新しいタブ
Reddit などでユーザーから報告されている情報によると、今回のアップデートによって、アプリのショートカット下に表示される「続きを見る」の列に、以下の新しいコンテンツタブが追加されています。
- 大ヒット映画
- 人気の映画と番組
- Google で人気
これらのタブは、すでに Google TV のホーム画面に導入されているものと同様であり、Android TV が Google TV の機能とインターフェースに近づいていることを示唆しています。
この変更は、特定の OS バージョンに依存するものではなく、サーバーサイドアップデートとして配信されているようです。Android 9 や Android 10 を搭載した古いデバイスでも確認されており、ユーザーが手動でアップデートを行う必要なく、自動的に適用されます。
Android TV Home アプリや Android TV Core Services アプリの更新によるものと考えられ、ユーザー側でこの変更を拒否する公式な方法は提供されていません。

ユーザーの反応と対処法
このアップデートについて、ユーザーからは様々な反応が寄せられています。新しいコンテンツを発見しやすくなるという肯定的な見方がある一方で、いくつかの課題も指摘されています。
特に、インストールしていないアプリのコンテンツが推奨されたり、既存のカテゴリー (例: 大ヒット映画) が新しいタブと重複して表示されたりすることで、ホーム画面が乱雑になるとの不満の声が上がっています。さらに、今回追加された新しいタブを非表示にする設定はありません。
もしホーム画面の表示をよりシンプルにしたい場合、サードパーティ製のランチャーアプリを利用するという選択肢があります。報告によると、「Projectivy Launcher」などの代替ランチャーを使用することで、推奨コンテンツを非表示にすることもできます。
ユーザーによっては好みが分かれる変更ですが、もし不要な場合は代替ランチャーの導入を検討してみるのも一つの手です。