Gmail、受信トレイでメールの AI 要約が利用可能になるかもしれない

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Google Pixel 8a で Google Play Store の Gmail のページを開いている写真

Gmail は現在、受信トレイのメインリスト表示で、AI による一行の要約を表示する新機能に取り組んでいることが報告されました。この機能が登場すれば、特に長いメールのスレッドを開くことなく、内容を素早く把握するのに役立ちます。

目次

受信トレイ上で要約が可能に

今回、Android Authority が v2025.06.22 の APK 分解で発見したコードによれば、メールリスト上でスレッド全体の要約が一行で表示されるようになる可能性があることが分かりました。

これにより、注文のステータス表示など、既存の概要カードと組み合わせることで、受信トレイの視認性がさらに向上し、対応が必要なメールを迅速に判断できるようになります。

一行の要約で伝えられる情報には限りがありますが、長いスレッドの最新状況を常に把握できる便利な方法となる可能性があります。

画像元: Android Authority

既存の要約機能との違い

Gmail には、すでに Gemini を活用したメール要約機能が導入されています。現在、ユーザーは以下の方法で AI ベースの要約を利用できます。

  • メール上部の「このメールを要約」ボタンを手動でクリックする
  • 返信が多い長いスレッドで自動的に表示される要約カード

しかし、これらの方法は特定のメールスレッドを開いている必要があり、複数のメッセージを効率的に確認するには不向きでした。新しい一行要約機能は、受信トレイ一覧の時点で内容の把握を助ける点で、より効率的と言えます。

フィードバック機能も搭載

さらに、一行要約が表示されたメールを長押しすると、「役に立つ要約」「役に立たない要約」といった投票オプションが表示され、ユーザーがフィードバックを提供できるようになるようです。

この機能はまだ Google から正式に発表されていませんが、多くのメールを処理するユーザーにとって非常に有用なものとなることが期待されます。

出典: Android Authority

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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