Nothing Headphones (1) の詳細スペックがリーク。最大 80時間再生、ANC、KEF チューニングなど

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Nothing は数日後の 2025 年 7 月 1 日に、同社初となるオーバーイヤーヘッドホン「Nothing Headphones (1)」を、新型スマートフォン「Nothing Phone (3)」と共に発表する予定です。

これまでに実機写真のリーク認証情報からデザインと一部の仕様が明らかにされていますが、今回、著名なリーカーである Yogesh Brar 氏によって、さらに詳細なスペックが明らかになりました。

目次

Nothing Headphones (1) の主なスペック

リークされた情報によると、Nothing Headphone (1) の主なスペックは以下のとおりです。

  • ドライバー: 40mm ダイナミックドライバー (KEF によるチューニング)
  • 重量: 329g
  • バッテリー駆動時間 (AAC コーデック使用時):
    • ANC (アクティブノイズキャンセリング) オフ: 最大 80時間
    • ANC オン: 最大 35時間
  • バッテリー駆動時間 (LDAC コーデック使用時):
    • ANC オフ: 最大 54時間
    • ANC オン: 最大 30時間
  • サポート機能:
    • Google Fast Pair
    • Microsoft Swift Pair
    • デュアル接続
    • 装着検知
    • LED 充電ステータス表示
    • 低遅延モード
    • パーソナルサウンドプロファイル
    • Find My Device (デバイスを探す)

Nothing Headphones (1) の重量は 329g とされています。これは、競合製品であるソニーの WH-1000XM6 (約 252g) と比較すると重いものの、Apple の AirPods Max (384g) よりは軽量です。Nothing は以前から、自社製品が AirPods Max よりも優れたものになると示唆しています。

音質については、ドライバーに 40mm のものが搭載され、以前レンダリング画像からもロゴが確認できたように、チューニングは英国の KEF が担当します。KEF は、革新的なオーディオ技術で知られるハイエンドスピーカーやヘッドホンのメーカーであり、今回の提携は Nothing Headphones (1) の音質に対する強いこだわりを示唆しています。

バッテリー性能は、ANC をオフにした状態では最大 80時間という長時間の再生が可能で、高音質コーデックの LDAC を使用した場合でも、ANC オンで最大 30時間の再生を実現しています。

さらに、Android ユーザーに便利な Google Fast Pair や、紛失時に役立つ Find My Device、2台のデバイスに同時接続できるデュアル接続など、豊富な機能が搭載される見込みです。

まとめ

デザインと KEF との協業についてと、バッテリーに関する情報は以前から示唆されていたものでしたが、今回のリークでより具体的な内容が明らかになりました。

Sony WH-1000XM6 と Apple AirPods Max を仮想敵として考えられている Nothing Headphone (1) は、性能と機能、価格の面で引けを取らないデバイスになることが期待されます。

なお、Nothing Headphone (1) の価格は 309 ドル(約 4.6 万円)になると言われており、ライバルの 2 機種よりも少し手頃になると予想されています。

出典: Android Headlines, Yogesh Brar

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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