Google は 2025 年 6 月 24 日、Android 版の Chrome ブラウザにおいて、アドレスバーを画面の下部に移動できる新機能の提供を開始したことを発表しました。
すでに 2023 年から iOS 版 Chrome ユーザーは利用でき、このアップデートによって Android ユーザーも自身の使い方に合わせて、より操作しやすい位置にアドレスバーをカスタマイズできます。
アドレスバーを下に移動するメリット
近年、スマートフォンの大画面化が進んでおり、画面の上部にあるアドレスバーは、特に片手で操作する際にタップしにくいと感じるユーザーも少なくありませんでした。
今回のアップデートは、ユーザーにアドレスバーの表示位置を選択できる柔軟性を提供し、より快適な操作性を実現することを目的としています。アドレスバーが画面下部にあることで、親指が届きやすくなり、検索や URL の入力がより簡単かつスムーズになります。
アドレスバーの位置を変更する方法
アドレスバーの位置を変更するには、2 つの簡単な方法が用意されています。
- アドレスバーを長押しして変更する:
- Chrome ブラウザのアドレスバーを長押しします。
- 表示されたメニューから「アドレスバーを下に移動」を選択します。
- 設定メニューから変更する:
- Chrome のメニュー(画面右上の︙)を開き、「設定」をタップします。
- 設定項目の中から「アドレスバー」を選択します。
- 希望の表示位置として「下」を選択します。
機能の提供時期について
この新機能は、本日より一部のデバイスで利用可能となり、今後数週間かけてすべてのユーザーに展開される予定です。
もし、お使いのデバイスでこの機能がまだ表示されない場合は、Google Play ストアで Chrome アプリが最新バージョンにアップデートされているかを確認してみてください。
まとめ
Android 版 Chrome にアドレスバーの位置をカスタマイズできる機能が追加されたことで、特に大画面のスマートフォンを利用している方にとっては、操作性が大きく向上する便利なアップデートとなります。
とはいえ、先行して iOS で提供されていた機能なので、ようやく Android もリリースされたというのが正しいかもしれません。
出典: Google