Google は AI アシスタント｢Gemini｣のロゴや UI を、現在の青を基調としたデザインから、Google のブランドカラーである4色のカラーパレット (赤、青、緑、黄) に変更する可能性が示唆されました。
この情報は、Android Authority が Google アプリの最新ベータ版 (バージョン 16.24.66.sa.arm64 beta) をアプリ解析によって発見したものです。
ロゴや UI など複数の要素が変更へ
今回のアプリの分解から、Gemini のロゴだけでなく、チャットインターフェースを含む複数の UI 要素で Google カラーへの変更が確認されました。
例えば、Gemini アプリを起動する際に表示されるアニメーションロゴが、現在の青系の 2 色のグラデーションから、Google の 4 色を使った新しいデザインに変更される可能性があります。
また、アプリの初期設定画面のロゴやテキストも、新しい配色に変更されます。チャットインターフェースの中央に表示される挨拶文の色のグラデーションや、回答の上に表示される Gemini ロゴも青系のグラデーションに変更されています。
Gemini が回答を生成している間に表示されるローディングアニメーションも、Google カラーを反映したデザインに変更されるようです。
正式リリースは未定
これらの変更点は、アプリのパッケージファイル (APK) を分解し、開発中のコードやリソースから将来の機能を予測する APK 解析によって発見されたものです。
そのため、現在開発中の機能が、将来のアップデートで必ずしも一般ユーザー向けに公開されるとは限りません。しかし、Google が Gemini をより自社のサービスとして統合し、ブランドの親和性を高めようとする動きの一環であると考えられます。
まとめ
今回は、Gemini のロゴや UI が Google の象徴的なカラーリングに変更される可能性についてお伝えしました。現在のクールな印象のデザインも良いですが、おなじみの Google カラーになることで、より親しみやすく、Google のサービスであることが直感的に分かりやすくなりそうです。
これらの変更はまだ正式にリリースされていませんが、今後のアップデートによって提供される可能性があります。
