Nothing は、まもなく発表予定している新型スマートフォン「Nothing Phone (3)」に関する新たなティザー情報を公開しました。
公開された動画では、Phone (3) の背面に搭載される新しいライティング機能「Glyph Matrix」の一部が示唆されています。動画からは、この新機能がドットマトリックス形式の LED で構成されており、端末の右上隅に配置されていることがうかがえます。
Nothing はこの機能について「光が言語になるとき」と表現しており、従来の「Glyph Interface」から大きく進化する可能性を示しています。すでに、SNS のプロフィール画像をこの「Glyph Matrix」をモチーフにしたデザインに変更しています。
これまでのリーク情報は誤りか
一方、この「Glyph Matrix」の配置は、これまでリークされてきた Phone (3) のレンダリング画像のデザインと矛盾しています。
今月初めにリークされたレンダリング画像では、3つのカメラを搭載し、Glyph ライトが見えないデザインが示唆されていました。しかし、今回の公式ティザーで示された右上隅という「Glyph Matrix」の位置は、リークされたデバイスの構造上、実現が困難です。

このことから、先にリークされたデザインは Phone (3) のものではなく、廉価モデルである「Phone (3a)」をベースにしたプロトタイプであった可能性が考えられます。
「Glyph Matrix」 で期待される機能
「Glyph Matrix」がドットマトリックス形式の LED を採用している場合、従来の Glyph Interface よりもはるかに複雑で詳細な光のパターンを作り出せると推測されます。
例えば、特定のアプリからの通知に合わせて、そのアプリのロゴをドット絵のように表示するといった、より高度なカスタマイズが可能になるかもしれません。
まとめ
Nothing Phone (3) の発表が近づく中、新たなティザーによって「Glyph Interface」に代わる新機能「Glyph Matrix」の存在が明らかになりました。これにより、以前リークされたレンダリング画像は最終製品を示していない可能性が高まりました。
Nothing Phone (3) は、来月 7 月 1 日に正式に発表される予定であり、今後も日が近づくにつれて公式からのティーザーが行われるものと予想されます。