Google が今年 8 月にリリースを計画しているとされる「Google Pixel 10」シリーズにおいて、望遠レンズを使った新しいマクロ撮影機能「テレマクロ」が搭載される可能性があることが報告されました。
この情報は Android Headlines によるもので、具体的な情報源や搭載される Pixel 10 デバイスについては明らかにされていませんが、Google はマクロ撮影にも対応した望遠カメラを Pixel 10 で初めて導入するかもしれません。
テレマクロとは?
最近、スマートフォンでは、超広角レンズではなく望遠レンズをマクロ撮影に用いる「テレマクロ」機能を採用する機種が増えています。この機能自体は、Samsung が Galaxy Z Fold 4 で一時的に採用した後、一度見送られていましたが、再びトレンドになりつつあるようです。
例えば、OPPO は今年初めに発表した Find N5 でテレマクロ機能を搭載しており、今後も同様の機能を搭載するスマートフォンが増える見込みです。そして、その中には Pixel 10 も含まれています。
Google は Pixel 10 で、既存の超広角レンズによるマクロ機能を残しつつ、新たに 5 倍望遠センサーでのマクロ撮影を可能にするとのことです。これにより、被写体との距離に応じて、最適なレンズが自動的に選択されるようになります。
テレマクロのメリット
一般的に、望遠センサーは超広角センサーよりも光学性能が優れており、マクロ撮影においてより高品質な画像を提供できます。また、望遠レンズを使用することで、被写体から距離を保って撮影できるという利点があります。
これは、昆虫などの小さな生き物を撮影するときや、カメラやユーザー自身が光を遮ってしまうのを防ぐことも可能です。
まとめ
現時点では、今回の「テレマクロ」カメラが Pixel 10 シリーズのうち、どの Pixel に搭載されるかはわかりません。これまでカメラに関してのアップグレードは期待できない可能性が示唆されていましたが、今回の情報が事実であれば期待できそうです。
これまでの情報によれば、Google Pixel 10 シリーズは 8 月 20 日 (米国時間)に開催される Made by Google イベントで発表され、同日に予約受付が開始される予定です。8 月 28 日にはすべての Pixel 10 モデルが出荷されるとのことです。これは昨年よりも 1 週間遅い発表となりますが、これにより Pixel 10 の全 4 モデル(Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL、Pixel 10 Pro Fold)が同時に発売されることが期待されます。