Google は Android 16 QPR1 以降で、Pixel スマートフォンにライト(懐中電灯)機能の明るさを調整する機能を導入する可能性があることが報告されました。
これまで Pixel ユーザーは、組み込まれているライト(懐中電灯)で明るさの調整を利用するためにサードパーティ製アプリが必要となりましたが、将来的にその手間が解消される可能性があります。
導入予定のライトの明るさ調整
この情報は Telegram の Google News Channel で共有されたもので、懐中電灯の明るさ調整はクイック設定タイルに統合され、使用時には現在の明るさがパーセンテージで表示されるとのことです。
操作は、クイック設定タイルの右側タップ(横長・テキスト表示時)またはタイル長押し(アイコンのみ表示時)で、懐中電灯が点灯すると同時に調整メニューが表示されるとされています。

この機能により、暗所での探し物や夜間歩行時など、状況に応じた細やかな明るさ調整が可能になります。
なお、Android OS はバージョン 13 以降、懐中電灯の明るさコントロール API を提供しており、他の Android スマートフォンでは既に同様の機能が搭載されている例も見られます。今回の情報は、Pixel ユーザーにとって利便性向上に繋がるものです。
提供時期:最新ベータ版では未搭載、今後に期待
この機能は Android 16 QPR1 での提供が予想されていますが、記事執筆時点(2025 年 5 月 26 日)で筆者の Pixel 9 Pro Fold (Android 16 QPR1 Beta 1) で試してみたところ、まだ機能は有効化されていないようです。
このため、今後のベータ版アップデート、あるいは Android 16 QPR 1 のリリースに向けて開発が進められていると考えられます。QPR は Pixel 向けの四半期ごとの機能アップデートであり、ベータプログラムの進行と共に新機能が追加されることは一般的です。
まとめ
Pixel の懐中電灯の明るさ調整機能は、多くのユーザーが標準搭載を待ち望んでいる機能の 1 つです。
最新ベータ版での搭載は見送られたものの、OS に統合されたスムーズな操作性への期待は依然として高く、今後のアップデートでの正式導入に期待です。
出典: Telegram