Samsung の次期スマートウォッチ、Galaxy Watch 8 シリーズの発表が数週間後に迫っていると見られる中、搭載が噂される新 OS 「One UI 8 Watch」に関する新たなリーク情報が登場しました。
この情報は Android Authority が APK の分解によって発見したもので、新しいタイルプレビューやクイックボタンの機能強化、そして搭載チップに関する情報が明らかになったようです。
One UI 8 Watch の新しいタイルプレビュー
One UI 8 Watch では、新しいタイルプレビューが導入されることが以前から示唆されていましたが、今回の報告では「電卓」、「Buds (Galaxy Buds を指すと思われます)」、「レコーダー」のタイルプレビューが追加される可能性があるとのことです。
これにより、各機能へ素早くアクセスし、インタラクティブな操作が可能になることが期待されます。

クイックボタンに録音機能が追加か
Galaxy Watch Ultra に搭載されているクイックボタンに関しては、クイックボタンを使用して、音声録音を素早く開始・停止できるようになる可能性があります。
2回押し、長押し、短押しといった操作にそれぞれ録音の開始や停止を割り当てることができ、カスタマイズも可能になる見込みです。 スマートフォンを取り出す時間がない場面でも、手首の操作だけで素早く音声メモを残せるようになり、非常に便利な機能となりそうです。
この機能は、Galaxy Watch Ultra に加えて、今後登場するとされる Galaxy Watch 8 Classic でもサポートされる可能性があります。
Galaxy Watch 8 シリーズのチップセットは据え置きの可能性
一方で、Galaxy Watch 8 シリーズのチップセットに関しては、APK 内のコードから大きな刷新はない可能性が示唆されました。
コードでは、Galaxy Watch 7 シリーズで採用された Samsung 製チップ「Exynos W1000」(部品番号: SC55535AHA) が、Galaxy Watch 8 および Watch 8 Classic と思われるコードネーム「Fresh 8」「Fresh 8 Small」「Wise 8」に関連付けられていることが確認されました。
現時点で Exynos W1000 の後継チップは発表されておらず、この情報が事実であれば、Galaxy Watch 8 シリーズは既存のチップを継続して使用することになります。

まとめ
One UI 8 Watch では、タイルプレビューの拡充やクイックボタンの機能強化など、ユーザーにとって使い勝手の向上が期待できる新機能が準備されているようです。 一方で、Galaxy Watch 8 シリーズのチップセットについては、前モデルからの据え置きとなる可能性が示唆されました。
とはいえ、これらの情報はあくまで APK の分解に基づくリーク情報であり、Samsung からの正式な発表ではないことに注意してください。