Samsung の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 7」は、当初は Galaxy Z Flip 6 と同様のデザインになると見られていましたが、その後のレンダリング画像のリークなどからカバーディスプレイが大型化する可能性が示唆されていました。今回、その情報を裏付けるように Galaxy Z Flip 7 の大型化したカバーディスプレイを示す画像が、One UI 8 のファームウェア内から発見されました。
One UI 8 ファームウェアから発見された証拠
この情報は Android Authority と AssembleDebug 氏によって報告されており、リークされた One UI 8 のファームウェア内のアニメーションファイルから、Galaxy Z Flip 7 のカバーディスプレイが Motorola Razr 50 Ultra のような大型化する可能性が改めて示唆されています。


このファームウェアには、Galaxy Z Flip 5、Z Flip 6、そして Z Flip 7 のアニメーションが含まれおり、Z Flip 5 と Z Flip 6 のアニメーションは現行モデルのデザインを反映していますが、Z Flip 7 のアニメーションでは、リークされたレンダリング画像と一致する大型のカバーディスプレイが描かれています。
これは、カバー側のほぼ全体を占める約 4 インチのディスプレイを示唆しており、カメラ部分の周囲のみが切り抜かれたデザインとなっています。
ファームウェアの内部から発見されたこのアニメーションファイルの存在は、Samsung が Z Flip 7 でカバーディスプレイの大型化を計画していることの有力な証拠となります。
まとめ
なお、これまでの Galaxy Z Flip 7 に関する情報では、カバーディスプレイだけでなくチップセット、バッテリー容量の変更はあるようですが、メインディスプレイやカメラ(50MP メイン + 12MP 超広角)といった点では据え置きになる可能性が示唆されています。
Galaxy Z Flip 7 および Fold 7 は、おそらく7月に開催される Galaxy Unpacked イベントで発表されるものと思われます。