ソニーが新型ノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM6 の発表を正式に予告しました。同社公式 YouTube チャンネルにて、発表イベントのライブストリーム配信が準備されており、日時は 2025 年 5 月 15 日(日本時間では 5 月 16 日 午前 1 時)となる見込みです。
発表日とライブストリーム配信
以前より海外メディアやリーク情報で噂されていた通り、ソニーは WH-1000XM6 の発表を 2025 年 5 月 15 日に行うことを、公式 YouTube チャンネルのライブストリーム準備画面などで明らかにしています。
これにより、以前ソニーオーストラリアの Instagram アカウントが示唆していた「May 16, 2 AM AEST」(米国東部時間の5月15日午後12時に相当)という情報も裏付けられた形となります。
リーク情報と期待される進化点
発表に先立ち、Amazon に一時的に掲載された情報や The Walkman Blog のリークにより、WH-1000XM6 の詳細なスペックが明らかになっています。
特に注目されるのは、新たに搭載される QN3 プロセッサーです。これは現行モデル WH-1000XM5 に搭載されている QN1 チップと比較して7倍高速であると報告されており、ノイズキャンセリング性能と音声処理能力の大幅な向上が期待されます。
- ノイズキャンセリング
- QN3 HD ノイズキャンセリングプロセッサー
- 12個のマイク
- マルチノイズセンサーテクノロジー
- オート NC オプティマイザー
- バッテリー
- 30時間再生
- 3分間の急速充電で3時間再生可能
- オーディオ
- 30mm ドライバー
- ハイレゾオーディオ対応
- DSEE Extreme
- 10バンドイコライザー
- LDAC 対応
- その他の機能
- アダプティブサウンドコントロール
- クイックアテンション
- バックグラウンドミュージック
- パーソナライズド空間オーディオ
- ウィンドノイズリダクション
- ヘッドトラッキング付き 360 Reality Audio
- スピーク・トゥ・チャット
- 接続性
- マルチポイント接続
- Bluetooth 5.3
- ポート
- USB-C
- 3.5mm ジャック
- サイズと重さ
- 高さ: 25.69 cm
- 幅: 20 cm
- 奥行き: 7.83 cm
- 重量: 254 g
- 同梱物
- Sony WH-1000XM6 ヘッドホン本体
- キャリングケース
- USB Type-C 充電ケーブル
- 3.5mm ジャックオーディオケーブル (長さ 1.2m)
- カラーバリエーション
- ブラック
- プラチナシルバー
- ミッドナイトブルー
- デザイン
- 折りたたみ可能
- 調節可能
- クローズド型
- 互換性
- Android
- iOS
- PC
- Mac
デザインの変更点と耐水性への期待
The Walkman Blog によってリークされた画像からは、イヤーカップのデザイン変更、より太く折りたたみ可能なヒンジ、幅広になったヘッドバンドなどが確認できます。これらの変更は、快適性と耐久性の向上を意図したものと考えられます。
さらに、マイク穴がメッシュで覆われている点や、以前の Amazon スペインの掲載情報で防水に関する記述があったことから、WH-1000XM6 がついに耐水性能を備える可能性もあります。これは長年ユーザーから要望があった機能であり、もし実現すれば大きな進化となります。
キャリングケースも刷新されているようで、従来のジッパー式からマグネット式に変更されるようです。これにより、開閉の利便性向上が期待されます。
まとめ
ソニーによる公式な発表予告により、数年ぶりの新モデルとして WH-1000XM6 の登場となる可能性があります。
リーク情報で示唆されている、新しい QN3 プロセッサーによるノイズキャンセリング性能の飛躍的な向上や、耐水性能の搭載、そのほかのスペックやデザインがどこまで実現されるのかはわかりませんが、実現すれば、WH-1000XM6 は再びノイズキャンセリングヘッドホン市場の新たなスタンダードになることが期待できます。