ChromeOS・Workspace 週間まとめ (5/3週) : マイナーアップデートと実機レビューなど

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この記事では、2025 年 4 月 26 日から 5 月 2 日までの間にあった Chromebook / ChromeOS および関連サービスの主な出来事をまとめる「週間まとめ」です。

今週は、ChromeOS 135 へのアップデート後に確認された小さな変更点、ChromeOS LTS-132 向けのマイナーアップデート、ASUS Chromebook CX14 (CX1405) の実機レビュー、新しいガイド記事の投稿などがありました。

目次

今週の ChromeOS / Chromebook 関連ニュース

今週は ChromeOS のマイナーアップデートに関連した情報が中心です。

ChromeOS 135 の小さな変更点

ChromeOS 135 では、ChromeOS 133 のメジャーアップデートで展開されていた「角が丸い」ウィンドウのデザインが、なぜか以前の「角張った」ウィンドウのデザインに戻りました。

角丸ウィンドウはよりモダンな見た目になるため、個人的には歓迎すべき小さな変更点でしたが、元に戻ってしまいました。この理由については不明で、新しいデザインの実装に問題があったか、意図せず元に戻ってしまった(バグ)可能性があります。

関連記事: ChromeOS 135 でウィンドウの角丸デザインが以前の角張ったものに戻る

ChromeOS LTS 132 にマイナーアップデート(132.0.6834.222)がリリース

Google は 2025 年 4 月 29 日 (現地時間)、長期サポートチャンネル(Long Term Support : LTS) を利用している ChromeOS デバイスに向けて、2 件のセキュリティの修正を含む ChromeOS 132 LTS のマイナーアップデート (v132.0.6834.222) をリリースしました。

関連記事: ChromeOS LTS 132 にマイナーアップデート(132.0.6834.222)がリリース。セキュリティ修正を含む

How To 記事とレビュー投稿

今週は 1 つのトラブルシューティングガイドと、実機レビューを投稿しました。

Chromebook でアプリをインストールする方法を紹介

最近、Chromebook で YouTube の Android アプリがインストールできなくなったことが話題になったことや、Android アプリ第一で考えているユーザーも多いようなので、改めて Chromebook における各アプリの立ち位置と、インストール・アンインストール方法を紹介しようと思いました。

この記事では、Chromebook で利用できる 3 種類のアプリ(Web アプリ、Android アプリ、Linux アプリ)のインストールおよびアンインストール方法を解説しています。また、ChromeOS における各アプリの立ち位置や、「まずは Web アプリから検討」することを推奨している理由なども紹介しています。

関連記事: Chromebook アプリ インストール ガイド:Web・Android・Linux アプリの追加方法

ASUS Chromebook CX14 CX1405 の実機レビュー

2025 年 3 月 15 日に ASUS JAPAN が国内販売を開始した手頃な価格の 14 インチモデル「ASUS Chromebook CX14 (CX1405)」の 8GB RAM モデルの実機レビューをしました。比較的新しいモデルであることと、手頃な価格がウリなので、実際にどうかを試しています。

約 4.6 万円の 8GB RAM モデルと約 3 万円の 4GB RAM モデルがありますが、割り切りは必要なものの、3 万円以下で購入可能な 4GB RAM モデルは、コストパフォーマンスに優れており、インターネット閲覧、メール、動画視聴、簡単な文書作成といったライトな用途には十分な性能でおすすめです。

関連記事: ASUS Chromebook CX14 (CX1405) の実機レビュー。妥協点もあるが、低価格は狙い目

今週の Google Workspace 関連ニュース

今週は、NotebookLM の「音声概要」機能が日本語を含む 50 以上の言語をサポート、Google ドライブの Gemini サイドパネルの挙動変更、Workspace 組織外のユーザーからファイルが共有されている場合の警告機能などがありました。

まとめ

今週は Chromebook と ChromeOS に大きなニュースはなく、NotebookLM が話題になりました。また、NotebookLM はモバイルアプリも登場する予定となっています。

これからますます AI の活用が広がりますが、ほとんどはクラウドベースで処理されるものです。教育現場はもちろん、企業でも少しずつ導入が広がっている Chromebook はそれら AI と親和性が高く、効率化のための窓口として Chromebook も広がっていってくれることに期待したいですね。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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