Samsung の次期スマートウォッチ「Galaxy Watch 8 Classic」が、Bluetooth SIG 認証を通過したことが明らかになりました。この認証通過により、型番 SM-L505U の製品名が Watch 8 Classic であることも再確認されました。
現在、Galaxy Watch 8 シリーズの発表は、今年 7 月の開催が噂される Galaxy Unpacked イベントで行われると予想されています。
Bluetooth SIG 認証での名称確定
今回、XpertPick が発見した Bluetooth SIG の認証情報によると、SM-L505U という型番は「Galaxy Watch 8 Classic」として登録されています。このモデル番号は以前からリークされていましたが、今回正式な名称が紐づけられました。

これまでの傾向から、Bluetooth SIG 認証は通常、製品発売の約 1ヶ月前に行われることが多いため、7 月の発表が有力視されます。
回転ベゼル復活への期待
「Classic」モデルは、昨年リリースされた Galaxy Watch 7 シリーズではラインナップに含まれず、Galaxy Watch 6 シリーズ以来の登場となります。過去の Classic モデルは、物理的に回転するベゼルによる操作が特長のひとつだったことから、今回の Watch 8 Classic でも、この回転ベゼルの復活が期待されます。
この回転ベゼルは、Apple Watch や Google Pixel Watch にはない Samsung の Galaxy Watch Classic の特長で、Wear OS 搭載デバイスとしてはかなり珍しい機能です。物理的にダイヤルを回すことでタイルの切り替えや通知の確認、スクロールなどの直感的な操作が可能でした。
しかし、昨年 Classic モデルの代わりに初登場した Galaxy Watch Ultra では、回転しないベゼルを採用していたことなどもあり、今回の Watch 8 Classic も必ず回転ベゼルが採用されるかは現状わかりません。
Galaxy Watch 8 シリーズの他の情報
他のリーク情報によると、Galaxy Watch 8 シリーズには過去モデルと同様に標準モデルも存在し、モデル番号 SM-L320、SM-L325U、SM-L330、SM-L335U が該当するとされています。標準モデルのバッテリー容量は、韓国の SafetyKorea 認証情報から 435mAh である可能性が示唆されています。
なお、Galaxy Watch 8 Classic として紐づけられている型番には、SM-L505 と SM-L500 の2つがあるとしています。
まとめ
認証を通過したことで、Galaxy Watch 8 Classic の登場はほぼ間違いなさそうです。これに回転ベゼルが復活するかどうかはわかりませんが、Classic ウォッチの大きな特長であり、Wear OS 搭載スマートウォッチのなかでもユニークな存在なので期待はしたいですね。
日本でも昨年の Galaxy Watch 7 シリーズや Galaxy Watch Ultra をはじめ、過去の Galaxy Watch モデルは販売されていますので、新しい Galaxy Watch 8 Classic および Watch 8 シリーズの国内発売も期待されます。
7月の Galaxy Unpacked イベントでは、新型折りたたみスマートフォン Galaxy Z Fold 7 や Z Flip 7 などと共に発表されると見られており、続報に期待です。
出典: XpertPick, 9to5Google