Google の初代 Pixel Watch が 2022年に発表され、2023 年には Pixel Watch 2、2024 年 8 月には最新の Pixel Watch 3 が登場しています。Pixel Watch 3 も発売からすでに8ヶ月が経過しているため、日常的に使っていると汗や皮脂、ホコリなどの汚れ付着しているはずです。
これを放置しておくと本体の劣化や見た目が悪くなる可能性もありますが、今回 Google Pixel Watch チームがコミュニティへの投稿で、Pixel Watch 本体と各種バンドの正しいクリーニング方法を紹介しています。
Pixel Watch のきれいに保つためのポイント
Pixel Watch を長く使うためには、定期的なクリーニングといくつかの大切なポイントが紹介されています。
- 定期的にお手入れを: 特に運動で汗をかいた後は、時計本体の裏側とバンドをこまめに清掃する習慣をつける
- 使うのは「真水」と「石鹸成分を含まない洗剤」: 水道水で湿らせた布や、必要であれば石鹸成分を含まない中性洗剤を少量使う
- 化学薬品は絶対 NG: アルコール、洗剤、研磨剤など、化学系のクリーナーは Pixel Watch の素材を傷つけたり、変色させたりする可能性があるため、絶対に使用しないでください。
Pixel Watch 本体のクリーニング手順
- 電源をオフにする: 安全のため、お手入れ前には必ずPixel Watchの電源を切ってください
- バンドを取り外す (革製の場合): 革製バンドは水濡れに弱いため、お手入れの際は本体から取り外しておく
- 優しく拭き取る: 柔らかく、糸くずの出ない布(マイクロファイバークロスなどがおすすめ)を少し湿らせて、時計本体全体を優しく拭きます。特に肌に直接触れる裏蓋のセンサー周りや側面は、汗や皮脂が溜まりやすいので丁寧に
- しっかり乾燥させる: 拭き終わったら、別の乾いた布で水分を完全に拭き取ります。水分が残っていると、汚れの蓄積や不快感の原因になります
なお、日焼け止め、虫よけスプレー、保湿クリーム、香水などを塗布する際は、Pixel Watch を腕から外すことが推奨されています。これらの化学成分が時計に付着すると、損傷や変質の原因となることがあります。
バンドの種類別クリーニング方法
Pixel Watchには様々な素材のバンドがあるため、素材に合った掃除を心がける必要があります。
- アクティブ バンド (Active Band):
- ぬるま湯と石鹸成分を含まない洗剤を使い、汚れた部分を部分洗いします。
- 洗い終わったら、糸くずの出ない布で軽く叩くようにして水分を取り、自然乾燥させます。
- ストレッチ バンド / ウーブン バンド (Stretch Band / Woven Band – 布製):
- ぬるま湯と石鹸成分を含まない洗剤で全体を洗い流します。
- 強くこすらず、優しく洗いましょう。
- 洗浄後は、風通しの良い場所で完全に自然乾燥させます。
- クラフト レザー / ツートーン レザー バンド (Crafted Leather / Two-Tone Leather Band – 革製):
- 基本は乾いた柔らかい布で拭くだけです。
- 汚れが気になる場合は、布を水で固く絞ってから優しく拭き取ります。
- 水濡れは厳禁です。濡れた場合はすぐに乾いた布で拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させてください。
- メタル バンド (Metal Band):
- 少し湿らせた布で拭きます。
- 拭き終わったら、糸くずの出ない乾いた布で水分をしっかり拭き取ります。
こうしてみると、手入れの手軽さで言えばメタルバンドが一番ラクかもしれません。コストはかかりますが。
以上が、今回 Pixel Watch チームが公開している Pixel Watch の掃除方法の手順です。少し手間かもしれませんが、快適な状態を保つためには必要なことなので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、Google は以前、ワイヤレスイヤホンの Pixel Buds シリーズの掃除方法についても公開しています。詳しくは こちらの記事 をご覧ください。