Google は Pixel デバイス向けに2025年3月の Android 15 QPR2 アップデートを提供していますが、ここ数日でごく少数の Pixel ユーザーから、3月のアップデート以降に指紋センサが機能しなくなったという報告があります。
この問題の影響を受けた場合、3月のアップデートをインストールすると、スマートフォンの指紋センサがなくなったように動作し、スマートフォンの設定からも「指紋認証」のオプションが消え、使おうとしてもハードウェアが応答しなくなるとしています。
幸いにもこの問題に遭遇するユーザーは稀であり、大きな影響を与えることはありません。また、解決方法もシンプルで、デバイス電源を一度オフにしてから数秒間待ち、再起動させることで解消します。何度か繰り返す必要がある場合もあるようですが、数回繰り返せば問題は解決するとしています。
GrapheneOS の公式アカウントがこの問題に関する情報を集めたところ、影響を受けるユーザーは1000台に1台が影響を受ける可能性があると推定します。報告では、Pixel 9 が最も影響を受けやすく、Pixel 9 Pro は影響がないようですが、Reddit では Pixel 8 など古い Pixel デバイスでも影響を受けたという報告がいくつかあります。
現時点では原因は不明ですが、センサーが完全に電源オフになるまで古いファームウェアを使用して停止してしまうことがあるようです。