Google、検索の「AI モード」の実験を米国で開始

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Google が新たな検索機能として、以前から噂されていた「AI モード」を Search Labs の早期実験を導入することを発表しました。

この新しい「AI モード」では、Gemini Live のような会話型検索エクスペリエンスを提供し、現在検索で利用できる「AI による概要」の機能を拡張するものだとしています。これには Gemini 2.0 のカスタムバージョンが搭載され、調査、比較、推論が必要な質問に役立つとしています。

例えば、ユーザーは「スマート リング、スマートウォッチ、トラッキング マットの睡眠追跡機能の違いは何ですか」や「今週、公共庭園で婚約写真撮影を予定するのに最適な時間はいつですか」など、検索で複雑かつ複数のキーワードを組み合わせた質問をすることができます。

さらに「深い睡眠中に心拍数はどうなりますか」のような追加の質問をすることもでき、関連コンテンツへのリンクを含むわかりやすい回答も得ることができます。ただ、一部デモで表示されている機能は、リリース時にはすぐに利用できないものも含まれているようです。

Google によれば、「社内および信頼できるテスターからフィードバックを受け取っており、AI モードが非常に役立つことがわかった」としており、現在は Labs でさらなるユーザーからのフィードバックを収集し、改善していくとしています。

現時点では、米国の Google One AI プレミアムプランに加入しているユーザー向けに、Search Labs のオプトイン方式の機能として展開されています。

なお、Google は米国で「AI による概要」用の Gemini 2.0 をリリースしたことも発表しました。これにより、「AI による概要」でコーディング、高度な数学、マルチモーダル クエリなど、より難しい質問に対応できるようになります。

今回の発表の詳細はこちらをご覧ください。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

目次