Google が Pixel の Gemini に追加された6つのアップデートを紹介

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Google Pixel 9 の Gemini アプリで Gemini Live を使用するシーンの画像

Google は2024年8月に Gemini AI を統合した Google Pixel 9 シリーズを発表しました。それ以降、Google は Gemini モデルと Gemini アプリにアップデートを複数展開していますが、Google は過去6ヶ月間でリリースされた Gemini の6つのアップグレードをブロクで紹介しています。

以下はその内容を翻訳してまとめ直したものです。

目次

新しいAIモデルの導入

2024年12月に、最新の AI モデルとなる「Gemini 2.0」シリーズが導入されました。このシリーズには、日常のタスクに適した「2.0 Flash」、複数のステップを必要とする質問に対応する「2.0 Flash Thinking」、コーディングや数学などの複雑なクエリに強い「2.0 Pro」が含まれます。これにより、 Gemini はより迅速かつ高度な応答が可能となりました。

さらに、最近では Gemini アプリで画像生成に最新の Imagen 3 が使用されるようになり、様々な画像を生成できるようになっています。

マルチモーダル機能の追加

2025年1月には、Gemini Live にマルチモーダル機能が追加され、ユーザーは画像、ファイル、YouTube 動画などを会話に含むことができるようになりました。

例として、植物の写真を撮影して Gemini Live で相談することによって、その植物が自分の庭で育つかどうかや植える時期などを会話形式で確認したりできます。

Deep Research の導入

2024年12月にリリースされた Deep Research は、Gemini Advanced の新機能で、複雑なトピックを調査し、簡潔なレポートを提供します。例えば、異なる都市の住宅ローン金利の比較や、購入すべき車の選定などに役立ちます。この機能は、ウェブ版だけでなくモバイル版の Gemini アプリでも利用可能です。

ロック画面での質問応答

デジタルアシスタントとして設定した Gemini は、ユーザーのスマートフォンがロックされている状態でも質問に答えられるようになりました。これにより、デバイスのロックを解除することなく、すばやく情報を得ることができます。

拡張機能の追加

過去6か月間で、Gemini はさまざまな拡張機能を統合しています。例えば、Google Home 拡張機能を使用して、Pixel デバイスから照明の調整やテレビの電源オンなどの操作が可能です。

また、Gemini を通じて個人の連絡先や企業などへの電話、メッセージの作成・送信、アラームの設定、デバイス設定の制御、カメラの起動なども行えます。さらに、Spotify や Google Calendar、Google Todo リストなどのアプリとも連携できるようになりました

インターフェースの再設計

2025年初め、Pixel 上の Gemini のインターフェースが再設計され、よりシンプルで直感的なレイアウトになりました。電源ボタンの長押しや「OK Google」と話しかけるだけで、簡単に Gemini を起動して、すぐにチャットや会話を始めることができます。

以上が、今回 Google が公式ブログで投稿している、過去6ヶ月間の Gemini の6つのアップグレードです。ほとんどの機能は日本語でも使えるため、Google Pixel 9 シリーズスマートフォンユーザーは、Gemini を活用してみてください。

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに50台以上の Chromebook を試し、Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。プロフィールはこちら

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