Google は、iOS ユーザー向けに Android で利用できる「かこって検索」と似た動作をする新機能を Google Chrome と Google アプリに導入したことを発表しました。
これにより、iPhone や iPad 上で Chrome または Google アプリを使用してウェブ閲覧中や動画視聴中に、画面上の任意の部分を直接検索することが可能となります。
具体的には、Chrome や Google アプリ内の3点ドットメニューから「Google レンズで画面を検索」を選択し、検索したい箇所を丸で囲むかタップすると、その関連情報やAI による概要が、シートで表示されます。
このアップデートは、iOS 版 Chrome 133 と Google アプリの両方で、すでに世界中で利用可能です。また、今後数ヶ月以内に、PC 版 Chrome と同じように、新しいレンズアイコンがアドレスバーに表示されるようになります。
一方、Google Lens は高度な AI モデルの導入により、これまで以上にユニークな画像の内容を認識できるようになりました。Google によれば、例えば、見慣れない車のボンネットの模様を撮影すると、AIがその特徴を解析し、関連情報を提供します。そのため、手動で質問を入力する必要はありません。
このアップデートは、AI による概要が利用可能な国の英語ユーザー向けの今週から展開されます。Android および iOS 向けの Google アプリから展開が開始し、近日中に PC およびモバイルデバイスの Chrome にも導入される予定です。
詳細はこちら : https://blog.google/products/google-lens/lens-on-ios-ai-overviews/