先月発表されたとおり、Google Home の Gemini 拡張機能はプレビュー版から安定版になり、広く利用可能になりました。現在、段階的にユーザーに展開され始めていることが報告されました。
Google Home の Gemini 拡張機能が展開されていれば、Android および iOS の Gemini アプリの「拡張機能」のページに移動して「デバイスの制御」のセクションに移動すると、Google Home を有効・無効にするトグルが表示されます。
これまで Google Home の Gemini 拡張機能はプレビュー版として、パブリックプレビューユーザーでテストされてきました。安定版になったことで、デバイスのロックを解除せずにロック画面から直接、照明などのデバイスを操作できるようになります。なお、プライベートな情報を含む操作の場合には、ロック画面から直接操作はできず、Google Home アプリに移動します。
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Google Home Gemini 拡張機能では、自然な会話でデバイスを操作することができます。次のようなデバイスの操作がサポートされています。
- 照明と電源(照明、コンセント、スイッチなど)
- 空調設備、サーモスタット、ヒーター、ファンなどの温度制御
- カーテン、ブラインド、シャッターなど
- テレビやスピーカーなどのメディアデバイス
- 洗濯機、コーヒーメーカー、掃除機などのその他のスマートデバイス
なお、記事執筆時点では私のデバイスで Google Home 拡張機能の追加は確認できておらず、関連する Gemini ヘルプページは英語のままとなっているため、日本語環境ではすぐに利用できない可能性があります。